地域の足として大事な役目を果たしているバスの乗務員。キャリコネニュースの「手取り20万円以下の人」をテーマにしたアンケートに、バスの運転手として働く30代後半の男性(未婚/正社員・職員)から、「とにかく生活に余裕が無い」という悲鳴が寄せられた。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6V8RFE22
年収は下がったが月々の支払いは変わらず生活が苦しい
「コロナ前は貸し切りバスの乗務員で年収300万円超えだった」という男性。コロナ禍の影響で転職を余儀なくされたが、転職後の収入も決して満足いくものではなく、月の手取りは15万4000 万円、年収およそ250万円と回答している。
「コロナの影響で月収10万程になってしまい、現在の会社に転職して路線バスの乗務員になったが、年収240万程になってしまい、年収は下がったが月々の支払いは変わらず生活が苦しい」
「公共交通機関の乗務員と言えば聞こえはいいが、地方の路線バスの運転手は年金をもらってる人でないと勤まらないというのが実情だと思います」
安全な運行のためには若い世代に頑張っていただきたいところだが、
「単身者の私にとっては、コロナの政策で当てはまるものがなにもなく、将来に対する希望は全くなく、なんのために生きてるのとさえ思ってしまう日々です」
と報われない日々を嘆く男性。「バス運転手の年収が上がるよう願っております」と切実な思いを訴えていた。なんとか働きに見合った報酬にならないものだろうか。