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「おじさんの星になります!」チーム発足3年目での勝利を目指す秋吉耕佑/全日本ロード

2022年03月08日 15:50  AUTOSPORT web

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2022全日本ロード:秋吉耕佑(Murayama.Honda Dream.RT)
2010年、2011年と全日本ロードJSB1000クラスチャンピオンを獲得した秋吉耕佑が2020年に立ち上げ、3年目となる2022年は、Murayama.Honda Dream.RTとしてJSB1000クラスにフルエントリー。開幕戦モビリティリゾートもてぎには、今野由寛、第2戦鈴鹿2&4レースには出口修がスポット参戦する。メインスポンサーは、昨年に引き続き山形県天童市の村山運送が付き、今年から新たに幸栄建設にも応援してもらえることになった。

「今年も村山運送さんを始め、新たに幸栄建設さんにも応援していただけることになりました。他にも応援してくださっているすべての皆さんのおかげで2022年シーズンも全日本ロードJSB1000クラスを戦えることを感謝いたします」

「自身のチームを立ち上げ3年目。昨年は、速く走ることができるときもありましたが、安定感が足りませんでした。今シーズンは、チームで力を合わせて安定した速さをお見せできるようにしたいですね」

 メインスポンサーの村山運送・村山裕樹社長は「秋吉選手にはレースを通して、勇気をもらったり、山形及びレース界全体を盛り上げたりしてくれることを期待しています」とコメントすれば「ぜひ秋吉選手には優勝を勝ち取って欲しいですね」と幸栄建設の佐藤信勝社長。

 昨年より、メインスポンサーの村山運送がある山形県天童市チームのベースを移しショッピングモールでトークショーや駐車場でJSB1000マシンのデモランなどのイベントを開催し、山形からモータースポーツを盛り上げる活動も始めている。

「水谷勝さんのような偉大なライダーになりたいですね。おじさんライダーでも“ここまでイケる!”っていうのを見せたい。おじさんの星になりますよ!」

「ウクライナの情勢は、とても心が痛みます。僕らはレースに向けて準備に追われていますが、その間にも苦しんでいる人が世界にはいます。一刻も早く戦争が終わり平和が訪れることを祈っています」

 鈴鹿8耐への出場権も行使し、チームとしては初めてエントリー。秋吉をエースに、出口修と今野由寛が加わり、実力も経験もある3人でチャレンジする。