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京都・八瀬に宿泊施設「モクサ」がオープン しきじプロデュースによるプライベートサウナが登場

2022年03月08日 11:22  Fashionsnap.com

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Photo by Norio Kidera
「生まれ変わり」をテーマとする宿泊施設「モクサ(moksa)」が、京都・八瀬に開業する。オープン日は3月30日。3月23日から予約を受け付ける。運営・プロデュースは、放送作家の小山薫堂率いるオレンジ・アンド・パートナーズと、福岡で飲食事業を行うIMD Allianceの合同会社Good Life & Travel Companyが手掛ける。

 八瀬は壬申の乱で背中に矢傷を負った大海人皇子を癒やしたという「八瀬の釜風呂」を起源に、歴史的に療養の地として知られ、比叡山や高野川などの自然に囲まれている。施設名の「moksa」は梵語で解脱や解放を意味し、「現代の暮らしに疲れた身と心を清め生まれ変わるような体験をしてほしい」という思いを込めたという。
 館内は京都のギャラリー「tonoto」の協力のもと、現代作家の作品を展示するなどプリミティブモダンな空間を演出。苔庭を眺めながら、お茶を楽しむことができるお茶カウンター「帰去来」をはじめ、八瀬に伝わる大原女から着想を得た薪火料理を提供するレストラン「マーラ(MALA)」や、「サウナしきじ」プロデュースによる完全予約制のプライベートサウナ「蒸庵(ジョウアン)」を展開する。サウナは、大原女文化を象徴する炭化した薪をイメージした「炭蒸」、比叡山に多く自生しており神聖な木材とされる檜をテーマにした「檜蒸」、体内のコラーゲンを活性化させる特殊な光を用いたミストサウナ「美蒸」の3種類を設置する。

■moksa:公式サイトオープン日:2022年3月30日(水)予約開始日:2022年3月23日(水)住所:京都府京都市左京区上高野東山65料金:税込3万5000円~/1人(夕食、朝食、サービス料込)客室数:31室