20代の男性読者から、キャリコネニュースの「手取り20万円以下の人」を対象にしたアンケートに悲痛な声が寄せられた。
「地方県庁所在地暮らしで車もなくボロいマンションに住んでいる」
と語るのは、「手取り月13万円」で島根県に住む、20代前半の独身男性(島根県/その他/正社員/年収200万円)だ。
※キャリコネニュースでは「手取り20万円以下の人」にアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/6V8RFE22
「新車を買うなんて夢のまた夢。一部上場企業でもこのザマ」
日々の過ごし方を「平日は会社と家の往復、休日は家に引きこもっている」という男性。厳しい生活をこう明かす。
「たまに実家に帰るが公共交通機関なんてあってないようなもので隣の県なのに4時間以上もかかる(車なら半分ほど)。住んでいる地区に都市ガスは通っているが設備が古いためプロパンガスで、雪国なので冬は暖房必須 。一人暮らしにも関わらず光熱費は高い時で月2万5000円は下らない」
車がなく不便な様子だが、維持費など考えると手が出ないのだろう。現在の楽しみより貯金に重点をおくしかないようで、
「会社の未来なんてたかが知れてるので給料もまともに上がらないだろうし貯金を考えると趣味や車など持つことは許されない状況」
と辛さをこぼしていた。
また、メーカー系(電気・電子・機械系)の上場企業に勤務しているという20代後半の男性(静岡県/正社員/未婚)は、手取り16万5000 万円で年収およそ300万円だ。「車なしで寮に住んでいるから、多少の贅沢ができる程度」としたうえで、
「これが借家で家賃を払い、地方なので車を持つと、生活すらも苦しくなる。仕事も残業で稼ぐようになっているが、コロナの影響もあり残業できない状態。新車を買うなんて夢のまた夢。一部上場企業でもこのザマ。 結婚しても養うには、難しいだろう」
と寂しげに綴っている。