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シーズン開幕目前! 3年振りの鈴鹿ファン感謝デーにMotoGP、EWC、全日本ロードのマシンも登場

2022年03月07日 19:50  AUTOSPORT web

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加賀山就臣(Team KAGAYAMA)/鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー
3月5日(土)・6日(日)に『鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー』が3年振りに開催された。2日間で1万7000人のモータースポーツファンが駆けつけ、2輪・4輪の様々なカテゴリーのライダー、ドライバーが迫力のある走りを披露した。

 ALL Star Laps~Topマシンの共演では、HRCのテストライダーを務めている長島哲太がMotoGPマシン、ホンダRC213Vをライディング。昨年、EWC世界耐久選手権のチャンピオンに輝いたヨシムラSUZUKI GSX-R1000Rには、渡辺一樹がまたがり、F.C.C.TSR Honda FranceのホンダCBR1000RR-Rは高橋裕紀がライディング。そしてYAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行と岡本裕生が2022年カラーのヤマハYZF-R1でランデブーを見せた。

 始動! 鈴鹿8耐ではル・マン式スタートで始まり、ホームストレートではウイリーや手を振りながらグランドスタンドのファンに向けてアピール。ここでは、TOHO Racingに移籍した清成龍一が登場し、初めて公の場でオレンジのホンダCBR1000RR-Rを走らせた。今シーズンは、YOSHIMURA SUZUKI RIDEWINとして全日本ロードチームの監督・運営を担当する加賀山就臣もTeam KAGAYAMAブルーのスズキGSX-R1000Rをライディングした。

 日曜日は、前日に比べて一気に気温が下がり、最高気温は8度とときおり雨や雪が降る微妙な天候。バイクが走るイベントのときは、決まって雪が舞う寒い一日となったが、転倒もなく無事に終了。駆けつけてくれたファンの前で、新体制で走り、シーズン開幕が近づいていることを感じさせた。