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故ダイアナ妃の秘蔵ポートレートが展覧会で初公開 「なんて印象的な横顔!」絶賛の声

2022年03月07日 12:41  Techinsight Japan

Techinsight Japan

故ダイアナ妃の未公開ポートレートが一般公開される
ケンジントン宮殿で開幕したロイヤルファミリーの写真展覧会で、故ダイアナ妃の未公開ポートレートが一般公開された。1988年にデヴィッド・ベイリー氏が撮影したモノクロームの写真は、チャールズ皇太子から贈られたイヤリングをつけたダイアナ妃の横顔を捉えたものだ。

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現地時間4日、ロンドンのケンジントン宮殿で展覧会『Life Through A Royal Lens』が開幕した。今年10月30日まで開催する期間限定イベントで、王室とカメラの関係を探求することをテーマに王室メンバーを捉えた最もアイコニックな写真の数々が展示されている。

その中で大きな注目を浴びているのが、今回初公開となる故ダイアナ妃のポートレートだ。

1988年に撮影したモノクロームショットは、ビートルズやアンディ・ウォーホルなど著名人のアイコニックな写真で知られる英ファッションフォトグラファー、デヴィッド・ベイリー氏によるものだ。

ダイアナ妃のポートレートはナショナル・ポートレート・ギャラリーのために撮られたが、今までベイリー氏のもとで保管されていたという。

写真は、片方がオフショルダーになったサテンのドレスを着たダイアナ妃が遠くを見つめている横顔を捉えたものだ。髪は綺麗に整い、ダイヤモンドとエメラルドのドロップイヤリングをつけている。

英メディア『Express.co.uk』によると、このイヤリングは妃が22歳の誕生日を迎えた1983年にチャールズ皇太子から贈られたものだという。

ケンジントン宮殿のキュレーターを務めるクラウディア・ウィリアムズさんは、英メディア『Town & Country Magazine』の取材に応じ「ベイリー氏による他の写真は、ダイアナ妃がカメラに向かって温かく微笑んでいる標準的なものが多い」と述べ、今回の写真との違いをこう明かした。

「私にとってこの写真は、最もパワフルなものです。ダイアナ妃を全く異なる角度から見せている。カメラから少し距離を置きストイックな姿を見せるということは、事実上彼女が全く違うことをしているという意味なのです。」


イベントを主催する「Historic Royal Palace(ヒストリック・ロイヤル・パレス)」は、ダイアナ妃がベイリー氏を選んだ理由について「彼女自身のために新しい写真のアイデンティティを確立したいという願望を反映したものだ」と説明している。

この写真を「Historic Royal Palace」の公式SNSが公開すると、王室ファンからは「なんて印象的な横顔! なぜ今まで未公開だったの」「とても綺麗。最高に美しい作品になるのでは」「力強さと優しさが表現されている」「クラシックビューティ!」と絶賛の声が続々と寄せられた。

画像2、3枚目は『Historic Royal Palaces 2022年3月2日付Instagram「In this never-before-seen image from 1988, Diana, Princess of Wales is captured by David Bailey.」』『David Bailey 2020年10月20日付Instagram「Bailey’s autobiography LOOK AGAIN will be reaching bookshops on 29 October.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)