バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるF1プレシーズンテストがスタートする前日、マクラーレンとアストンマーティンは、フィルミングデー走行を行うことを予定している。
つまり、3月9日水曜日に他のチームがアクセスできるのはガレージとパドックに制限され、マクラーレンとアストンマーティンの走行中は、ガレージのドアは必ず閉めておかなければならず、ピットレーンへの立ち入りも禁止される。
マクラーレンとアストンマーティンは、レギュレーションで定められた最大100kmの範囲で、ピレリのデモタイヤを装着し、新しいパーツの確認等を行うことになるだろう。この走行は、10日から3日間にわたって行われるテストを最大限に活用することに役立つ。
バーレーンテストは、10時から14時、ランチタイムをはさんで15時から19時(日本時間16時から20時、21時から翌日1時)と、バルセロナテストより遅い時間帯に行われる。翌週に開催されるバーレーンGPは予選と決勝が18時スタートと、日没後になっており、テストで同じ時間帯にチームが走行できるよう、通常よりも走行時間帯が遅く設定された。
開幕前最後のテストとなるバーレーンに、メルセデスとレッドブルは大幅に変更されたボディワークを持ち込むものと考えられている。メルセデスの関係者の話によると、エアロパッケージはBバージョンと呼べるほど異なるものになるという。
開幕戦と同地で行われるバーレーンテストでは、F1が新シーズンに利用するための動画や写真撮影も実施する。