マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・レーシングがバーレーンでのF1シーズン開幕直前のテストに登場する時には、バルセロナテストの時とは全く異なるマシンを走らせることになると語った。
バルセロナでレッドブルは、タイムを追求することなく、RB18のデータ収集に努めた。3日間総合のタイムでは、セルジオ・ペレスがメルセデス勢に続く3番手、フェルスタッペンは6番手だった。メルセデスのルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルが最もソフトなC5タイヤでタイムを記録しているのに対し、ペレスはC4、フェルスタッペンはC3で自己ベストタイムをマークしている。
レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、レッドブルは燃料を多く積んで走行していたと強調した。
「他のほとんどのチームより、我々は多くの燃料を搭載していたと思う。我々はメルセデスと同等で、フェラーリより少し前にいると、私は思っている」
フェルスタッペンは、バルセロナテストのタイムシートから読み取るべきことはあまりないと考えており、マシン自体がこれから大きく変化するとも述べている。
「まだラップタイムを気にしていないから分からない。タイムを見るのは、(開幕戦)バーレーンGPの予選Q3を迎えた時だ」とフェルスタッペン。
「(バルセロナテストについて)評価するのは難しい。とにかくポジティブだったのは、マシンがスムーズに走ったことだよ。バランスにも満足していた」
「でも、バーレーンでは状況は一変するだろうし、開幕戦に向かう時、マシンは完全に別物になる」
「(バルセロナでは)たくさんの周回を重ねることに集中していた。そうして、マシンのあらゆる面を見極めようとしていたんだ」