トップへ

スーパーフォーミュラ・ライツ鈴鹿合同テストは13台14名がエントリー。トムスは4台体制に

2022年03月07日 00:10  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2021年12月のスーパーフォーミュラ・ライツ公式テストに参加した小高、平良、野中、古谷
3月6日、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権は、3月8~9日に三重県の鈴鹿サーキットで行われる合同テストのエントリーリストを発表した。13台14名のドライバーがエントリーしているが、2022年開幕へ向けて注目のリストとなっている。

 全日本スーパーフォーミュラ選手権への登竜門として、またダウンフォースを必要とするカテゴリーのマシンのドライビングの習得へ重要なカテゴリーと言えるスーパーフォーミュラ・ライツ。2022年に向けてはすでに2021年1月にテストが行われたが、2022年開幕に向け、新シーズンが動き出した。

 今回のテストにエントリーしたのは13台。ドライバーとしては、ルーニースポーツが12月のテストでもドライブした元嶋成弥に加え、GT300で活躍する川合孝汰をシェアするかたちでエントリーさせ、14名のドライバーがエントリーしている。

 すでにホンダやチームから発表されているとおり、HFDPからは木村偉織がB-MAX RACING TEAMの1号車に、太田格之進がTODA RACINGの2号車から参戦することが発表されているが、B-MAX RACING TEAMからはさらに、50号車として菅波冬悟がテストにエントリーした。チームの発表では、50号車はチーム育成枠とされている車両だ。

 そして、対するTOM'Sはなんと4台がエントリーすることになった。2021年までの3台体制から1台が増えるかたちとなった。35号車が2021年FIA-F4王者の野中誠太、36号車がフォーミュラ・リージョナル王者の古谷悠河、37号車が小高一斗、38号車が平良響というラインアップ。昨年まで35号車はRS FINEからの参戦だったが、メンテナンスはそのままRS FINEで、エントリーはTOM'Sではないかという噂もあり、テストで明らかにされるだろう。

 また2021年12月のテストにも登場したHELM MOTORSPORTSが、平木湧也、平木玲次の兄弟をエントリーさせた。チームとしては2回目のスーパーフォーミュラ・ライツのテスト参加となる。

 おそらく開幕に向けて限りなく本番に近いエントリーと推測されるが、鈴鹿ではどんな戦力図が見えるか、3月8~9日のテストは大きな注目を集めそうだ。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
鈴鹿合同テスト エントリーリスト
NoMDriverTeamCarEngine1木村偉織B-MAX RACING TEAMHFDP WITH B-MAX RACINGスピースA412太田格之進TODA RACINGHFDP WITH TODA RACINGスピースA414M今田信宏B-MAX RACING TEAMJMS RACING with B-MAXスピースA4110A川合孝汰ルーニースポーツRn-sports 320スピースA4110B元嶋成弥ルーニースポーツRn-sports 320スピースA4111M植田正幸ルーニースポーツRn-sports 320スピースA4130MDRAGONB-MAX RACING TEAMTEAM DRAGON B-MAX 320スピースA4135野中誠太TOM'SPONOS Racing TOM'S 320トムスTAZ3136古谷悠河TOM'SDeloitte. HTP TOM'S 320トムスTAZ3137小高一斗TOM'SKuo モビリティ中京 TOM'S 320トムスTAZ3138平良 響TOM'SKuo モビリティ中京 TOM'S 320トムスTAZ3150菅波冬悟B-MAX RACING TEAMByoubugaura B-MAX Racing 320スピースA4162平木湧也HELM MOTORSPORTSHELM MOTORSPORTS 320東名TB14F3 202063平木玲次HELM MOTORSPORTSHELM MOTORSPORTS 320東名TB14F3 2020