3月5日、全日本スーパーフォーミュラ選手権をプロモートする日本レースプロモーション(JRP)は、『鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー』が開催されている鈴鹿サーキットで『SUPER FORMULA NEXT50』プロジェクトの一環として取り組む2022年シーズンを通じた今後のフォーミュラカーの開発計画、ならびにテストカーを発表。レッドとホワイトのカラーリングを纏った2台の車両がアンベイルされた。
JRPは『SUPER FORMULA NEXT50』を通じ、今後スーパーフォーミュラの舞台を「モビリティとエンターテイメントの技術開発の実験場」と位置づけ、モビリティに関しては『カーボンニュートラルの実現に向けた「素材」「タイヤ」「燃料」の実験』、『ドライバーの力が最大限引き出せるエアロダイナミクスの改善』、『エンターテイメントの魅力向上に繋がる車両開発』の3つのテーマで技術開発を進めていくとしている。
また、『SUPER FORMULA NEXT50』のビジョンのひとつである『ドライバーファースト』について、ドライバーの力を最大限引き出せるクルマ作りも進めているという。具体的には、エアロダイナミクスを見直し、前車からの影響を減らしオーバーテイクの可能性を増やすというもの。ドライバーにとってよりバトルのしやすいクルマを目指しているとのことだ。