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B-Max Racing Teamが2022年参戦体制を発表。SFは1台体制に。4カテゴリーに挑戦

2022年03月04日 17:11  AUTOSPORT web

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スーパーフォーミュラ第7戦で初PPを獲得した松下信治(B-Max Racing team)
3月4日、B-Max Racing Teamは2022年の参戦体制を発表した。今季は全日本スーパーフォーミュラ選手権、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権、フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ、FIA-F4とフォーミュラで4カテゴリーにエントリーする。

 組田龍司総代表率いるB-Max Racing Teamは、フォーミュラを中心に積極的にモータースポーツ活動を展開。国内最高峰のスーパーフォーミュラをはじめ、さまざまなカテゴリーで結果と話題をもたらしてきた。

 2022年は、当初ホンダからの発表ではスーパーフォーミュラには2台体制での参戦が計画されており、外国人ドライバーの参戦を模索したというが、コロナ禍での参戦は難しいと判断し最終的に松下信治の1台体制での参戦が決まった。

 一方スーパーフォーミュラ・ライツでは、ホンダから発表されたとおり木村偉織の参戦が決定。カーナンバー1をドライブする。一方、カーナンバー50は現段階ではTBAとされているが、チーム育成枠として1台をエントリーする。

 また、スーパーフォーミュラ・ライツ、フォーミュラ・リージョナル。FIA-F4の3カテゴリーでは、参戦するジェントルマンドライバーをサポート。2021年にライツでマスタークラス王者を獲得した今田信宏がライツ、リージョナル、FIA-F4と3カテゴリーに参戦するほか、ライツ、FIA-F4では組田総代表がドライバー“DRAGON”として参戦。リージョナルでは2021年マスタークラス4位のTAKUMIが乗り込む。

 さらにB-Max Racing Teamでは、3月3日に明らかにされたとおり、GTワールドチャレンジ・アジアに参戦するYogibo Racingのマシンメンテナンスを担当し、全戦でサポートする。

「今シーズンも参戦するすべてのカテゴリーにおいてチャンピオンを狙います。特にスーパーフォーミュラに関しては、昨シーズンからの流れで非常に可能性を感じています。まずは1勝が目標ですが、できればシーズン序盤にそれを達成し、その勢いでチャンピオン争いでも優位に立ちたいと思っています」と組田総代表。

「SFライツは、HFDP(ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)という非常にやりがいのある仕事を任せていただき、モータースポーツの未来を担うドライバーを育てられる喜びと同時に、責任も感じているところです。育成カテゴリーとはいえ、かなりハイレベルなレースですので、ドライバーにはそのなかで勝つ喜びを知ってもらい、チャンピオンの称号を手に、ぜひステップアップを果たしてほしいと思います。チームも全力でサポートします」

「また、チームとしても将来有望な若手ドライバーを走らせます。発表は少しお待ちいただくことになりますが、開幕戦からチームメイトとなる若手ふたりがしのぎを削りあい、相乗効果が出ることを期待しています」

「FRJとFIA-F4に関しては、ジェントルマンドライバーがレースを心から楽しみ、ドライビングのスキルアップと、より良いリザルトを手にできるようサポートしていきます。もちろんSFライツも含め、マスタークラス、インディペンデントカップのチャンピオンが目標です」

「ツーリングカーにつきましては、GTワールドチャレンジ・アジアに参戦するYogibo Racingからお話をいただいて、マシンメンテナンスという形でチームの活動をサポートさせていただきます。新たなチャレンジとなりますが、チャンピオンを狙えるパッケージは揃っていますので、結果を出すべく全力でサポートします」

「今シーズンも活動に協力いただいている方々、そして応援してくださる多くのファンの皆さま、そして私たちの夢のために全力で戦ってまいります。引き続き応援くださいますようお願いいたします」

 チーム体制は下記のとおりだ。

B-Max Racing Team 2022年参戦体制
全日本スーパーフォーミュラ選手権
No.50 松下信治
チーム監督:本山哲
チーフエンジニア:田坂泰啓

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
No.1 木村偉織
No.50 TBA
チーム監督:高木真一
チーフエンジニア:宮田雅史

ジェントルマンドライバー
No.4 今田信宏
No.30 DRAGON

フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ
No.4 今田信宏
No.96 TAKUMI

FIA-F4
No.4 今田信宏
No.30 DRAGON