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マックス・フェルスタッペン、レッドブルF1との契約を5年間延長「チームの一員であることを本当に楽しんでいる」

2022年03月03日 19:50  AUTOSPORT web

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2022年F1バルセロナテスト2日目 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
F1世界選手権に参戦するオラクル・レッドブル・レーシングとマックス・フェルスタッペンは3月3日、両者の契約を5年間延長し、2028年末までフェルスタッペンがレッドブルに留まることを発表した。

 2016年にチームに加入したフェルスタッペンは、直後のスペインGPで初優勝を飾ると、その後もレッドブルで活躍をし続け、2021年シーズンには最終戦アブダビGPの最終ラップでルイス・ハミルトン(メルセデス)をオーバーテイクして優勝を飾ると同時に自身初のドライバーズチャンピオンに輝き、そしてF1活動を終了するホンダに30年ぶりとなるタイトルをもたらしている。

 そんなフェルスタッペンとレッドブルの現在の契約は2023年シーズン末までとなっていたが、両者は非常に成功したパートナーシップを延長することを望んでおり、3月3日に5年間のさらなる契約延長が発表された。

 今回の契約延長で、2028年シーズン末までレッドブルF1マシンのステアリングを握ることになったフェルスタッペンは、「レッドブル・レーシングの一員であることを本当に楽しんでいるから、2028年までチームに残ることを選択するのは簡単なことだった」と語った。

「このチームが大好きだし、2021年は本当にすごかった。2016年に一緒になってから僕らの目標はチャンピオンを獲得することで、それは達成できたから、あとは長期的にナンバーワンを維持していきたい」

 また、レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーも「マックス(・フェルスタッペン)が2028年末までレッドブルと契約することは、本当の意味での意思表示だ」とコメントしている。

「私たちの当面の目標はマックスの世界選手権タイトルを保持することだが、この契約は彼がチームの長期計画の一部であることを示すものでもある」

「また、レッドブルのパワートレイン部門は2026年の新エンジンレギュレーションに向けて取り組んでおり、そのマシンのためにグリッド上で最高のドライバーを確保しておきたいと考えていた」