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義足で生活するアーティスト片山真理による「ハイヒール・プロジェクト」が再始動、セルジオ ロッシがシューズを制作

2022年03月03日 16:32  Fashionsnap.com

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義足で生活するアーティスト片山真理による「ハイヒール・プロジェクト」が、イタリアのシューズブランド「セルジオ ロッシ(Sergio Rossi)」のサポートを得て再始動する。様々な他者とつながり、全ての人にとっての「理想を抱く自由」のために活動していくという。

 ハイヒール・プロジェクトは、片山がハイヒールを履くための義足を制作し、街を歩き、ステージに立つことを目標としたプロジェクトとして2011年にスタート。2012年にはハイヒールを履き、ライブパフォーマンスなどを行った。
 第2弾では部品や靴の開発も行いながら、プロジェクトに関わる専門家や、
同様の障がいを抱える当事者、研究者へのリサーチを実施。これらを通してあらゆる人に与えられるべき選択の自由、福祉、そして身体そのものの可能性について問う機会を創出していくという。
 セルジオ ロッシは、今回のプロジェクトでハイヒールシューズの制作を担当。 創設者セルジオ・ロッシの「シューズは女性の脚の延長である」という理念に片山が共鳴したことから、協業に至ったという。