開幕戦バーレーンGPまでついに1カ月を切り、新シーズンへの期待感が高まる今日このごろ。新規定により生まれ変わった2022年型F1マシンの走りをオンボードでチェックしよう。
バルセロナでの第1回プレシーズンテストが終了し、ついに10台の新型マシンがサーキットに出揃った。バルセロナテストは映像での中継が行われなかったが、チームの中にはテストに先立って行ったシェイクダウン時のオンボード映像を公開しているところもある。その3チームのオンボードから2022年マシンの走りを見比べてみるのはいかがだろうか。
https://youtu.be/XEzNirEeRzQ
https://youtu.be/HEp7zGIH9PA
https://youtu.be/FJuxSYhduuM
オンボード映像を公開したのは、メルセデス、マクラーレン、ウイリアムズの3チーム。ドライバーはそれぞれルイス・ハミルトン、ランド・ノリス、ニコラス・ラティフィとなっている。このうちメルセデスとウイリアムズはウエットタイヤを履いてシルバーストンを、マクラーレンはドライタイヤでカタロニア・サーキットを走行している。
シェイクダウンにおけるチェック走行ということもあり、マシンの細かな挙動の違いを観察することは難しいが、新レギュレーションの特徴であるオーバーホイール・ウィングレットが見えるオンボード映像は、これまでのものとは全く異なる印象だ。
また、ノーズやマシン側面にもカメラを付けたメルセデスのオンボードからは、DRSが作動している様子を見ることができるほか、マクラーレンの動画では遠目にではあるが、コースサイドからの走行映像でプルロッド式フロントサスペンションの動作も確認できる。