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千葉雄大×永山絢斗W主演で『ダブル』連ドラ化 脚本は『チェリまほ』吉田恵里香

2022年03月03日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『WOWOWオリジナルドラマ ダブル』千葉雄大と永山絢斗(c)WOWOW

 千葉雄大と永山絢斗がW主演を務める『WOWOWオリジナルドラマ ダブル』が、6月4日よりWOWOWで放送・配信されることが決定。あわせて特報映像が公開された。


 原作は、第49回小学館IKKI新人賞「イキマン」受賞でデビュー後、『わたしの宇宙』や『潜熱』などの作品を生み出してきた漫画家・野田彩子が手がけ、2020年に第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞した、現在『ふらっとヒーローズ』で連載中の漫画作品。


 主人公は、天性の才能を持った俳優と、彼の才能をいち早く見出し世に送り出そうと支える“代役”俳優の2人。天性の魅力と秘めた才能を次第に開花させていく宝田多家良役を千葉、自身も「世界一の俳優になりたい」という夢を抱きながら、多家良の才能に惚れ込み、演劇のいろはを教え生活も支えるもう一人の主人公・鴨島友仁役を永山が演じる。年齢も同じで誕生日も2日違いという同世代でありながら本作で初共演となる2人が、緊張感のある共依存関係の役者2人を演じる。


 監督を務めるのは、『十三人の刺客』、『シン・ゴジラ』などに助監督として参加、三池崇史、庵野秀明、樋口真嗣などに師事し、本作が連続ドラマ初チーフ監督となる新鋭・中川和博。脚本は、第106回ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)の吉田恵里香が手がける。


 原作と同様、ドラマにも下北沢の街、スズナリ劇場など演劇ファンも必見のロケーションが登場。公開された特報映像では、彼らが舞台に立つ姿や葛藤する様子が映し出され、物語の世界観が垣間見える内容となっている。


【動画】特報映像


■コメント
・野田彩子(原作)


原作の野田彩子です。人間が演じる姿を描きたくて始めた『ダブル』が人間によって演じられるというのは大きな喜びです。漫画や映像作品の面白さをたとえば文章で説明するのは難しいことですが、人間がその身に持てる情報量を最大限に利用して演じるならばきっとすばらしいものになると思います。描けない漫画家の代わりにドラマ版『ダブル』にはがんばってほしいです。


・千葉雄大


白羽の矢が風に流れて僕のもとへ。演るからには精一杯出しきります。友仁さん役の絢斗くんは同い年で誕生日も2日違い。僕たちなりのダブルをたのしみにしていただけたらと思い ます。いい現場です。


・永山絢斗


宝田多家良と鴨島友仁。二人の関係が微笑ましくて切なくて、この物語のファンになりました。他の登場人物もそれぞれとても魅力的で、それを演じる役者さんも自分の好きな方ばかりですし、同世代の役者さんとW主演の作品をやってみたいと思っていたので、今回同い年の千葉雄大くんと共演できるのも嬉しい限りです。『現在と未来が希望に輝いていたあの過去はどこに消えたんだ』三人姉妹の劇中台詞が友仁の心情にモノローグの様にかかったり、イマジナリー友仁として多家良の前に現れたりと、このドラマならではの効果的なシーンが随所にあり、観ていただける方にきっと楽しんでもらえる作品になると思います。 舞台経験のあまりない自分が劇団員の役をやらせてもらうのは大変恐縮ですが、友仁を通して色々な発見を出来るように最後まで楽しみながら向き合います。


(リアルサウンド編集部)