毎朝起きるのがつらくて「始業時間ギリギリで会社に滑り込む」という人もいるだろう。キャリコネニュースではそんな人を対象にアンケートを実施した。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「朝起きるのがつらい人」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/K3FRN91I
「10分早く起きれば良いと、分かってはいるのですが……」
東京都に住む30代前半の女性(事務・管理/正社員/年収250万円)は、「かつて夜勤専従の仕事をしていた頃は、昼過ぎに起きる生活をしていました」と明かす。しかしその時は「多少睡眠時間が削れた時でも、きちんと起きられて寝坊した事などなかった」という。
「逆に、朝はどんなに前日早く寝てもギリギリまで起きられません。元々夜型体質なんだと思います」
と語る女性。現在は日中しか働いていないというが、切り替えるのは容易ではない。悩みをこう打ち明けていた。
「それでも朝なかなか起きられない習慣は変わらず、何度も遅刻寸前で家を出て朝から真っ青になる事が続いています。いい歳して情けないと思いつつ、なかなか体質が変えられない事に悩んでおります」
もはや体質を変えるより仕事を変えたほうがいいようにも見えるが、悩ましい問題だ。
長野県で暮らす30代後半の男性(エンジニア、機械・電気・電子・半導体・制御/正社員/750万円)は、
「いつも7時半に起きてますが、いつも夜中に目が覚めて眠った気がしません。なので、着替えと歯磨きが終わった後も家を出る限界まで布団にくるまってごろごろしてしまいます。その時間に朝食を食べた方が良いのは分かっているのですが……」
と睡眠の不調に悩んでいる。そのため出勤も、常に余裕が持てないようだ。
「いつも時間ギリギリなので、職場へ続く道が工事中で大きく回り道しないといけなくなった時に、遂に遅刻するかもと焦りました。あと、大雪が降った日は、車の雪を降ろしたり、ゆっくり運転する必要があったりするので、遅刻するかもとヒヤヒヤします」
と雪深い地域の苦労も相まっての綱渡り状態。それでも男性は
「10分早く起きれば良いと、分かってはいるのですが、朝のグダグダがやめられません」
と書いていた。