アダストリアがティーン向け吸水ショーツを発売　フェムテック市場に参入

アダストリアが、初のフェムテック製品として、ティーンズブランド「レピピアルマリオ（repipi armario）」から吸水ショーツを発売する。ティーン向け2種と大人向け1種の3種類をラインナップ。3月21日から各店舗や公式オンラインストアなどで取り扱う。

　レピピアルマリオは、ちょっと背伸びをしたい女の子のためのティーンズブランド。10年以上ティーンとその家族に向き合ってきた中で、身近な問題であった生理の悩みに対して何か出来ることはないかと考え、今回の吸水ショーツ販売に至ったという。発売に先駆け、社員や店舗スタッフにアンケート調査を行ったほか、2月27日にレピピアルマリオ店頭で開催した「生理のお悩み相談Day」では、初潮を迎えて間もない子どもを持つ保護者が直面しているリアルな悩みをヒアリング。「まずは自分で試してみないと子どもには与えられない」という意見や、子どもが使用する下着や生理用品の約80％を親が選ぶという点に注目し、安心と納得感を持って親子で一緒に使えるように親世代向け商品も併せて発売する。
　吸水ショーツは、繊維商社のヤギが開発した吸水力の高い吸水ショーツをティーンが使用しやすい形や色、手に取りやすいポップなパッケージを採用。吸水速乾メッシュ、保水フェルト、防水シート、身生地の4層構造で、通常のナプキンの吸水量と同等の性能を持つほか、完全国内生産で肌に優しいこだわりの生地を使用する。ティーン向けは、生理に不慣れでも安心の深履きタイプ（2490円）とボクサータイプ（3490円）の2種をラインナップ。サイズはいずれもS、Mで展開する。大人向けは深履きタイプ（3490円／いずれも税別）の1種で、M、Lの2サイズを展開する。