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スティーヴ・マックイーンの映画アンソロジーシリーズ 『スモール・アックス』日本初上陸

2022年03月01日 12:11  リアルサウンド

リアルサウンド

映画アンソロジー・シリーズ『スモール・アックス』(c)McQueen Limited

 『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックイーン監督による映画アンソロジーシリーズ『スモール・アックス』がスターチャンネルEXにて3月29日より独占日本初配信、BS10 スターチャンネルにて4月19日より日本初独占放送されることが決定。あわせて予告編と場面写真が公開された。


 本作は、監督自身のルーツであるイギリスのカリブ系移民コミュニティにスポットライトを当て、1960~80年代のロンドンを舞台に、カリブ系黒人住民たちの人生の喜びと哀しみ、自らの運命を変えようと苦悩し格闘した人々の姿を、5本の映画で綴ったアンソロジーシリーズ。


 第1話『マングローブ』で反人種差別運動家を演じたマラカイ・カービーは英国アカデミー賞(BAFTA)テレビ部門で最優秀助演男優賞、第3話『レッド、ホワイト&ブルー』の主人公を演じたジョン・ボイエガはゴールデングローブ賞で最優秀助演男優賞、キャスティングディレクターを務めたゲイリー・デイヴィは製作の裏方を表彰する英国アカデミー賞テレビ技能部門でキャスティング賞をそれぞれ受賞。本作は、ロサンゼルス映画批評家協会賞で、『ノマドランド』を抑え、最優秀作品賞を受賞している。


 公開された予告編では、カリブ系黒人らの楽し気な歌声と対照的に、「彼らは新しいタイプの人たちだ」「犠牲者ではなく主人公にならなきゃ」「集団になればチャンスがある」などのセリフや、政府や警察に向けて拳を突き上げ意見を主張する姿が収められている。


【動画】『スモール・アックス』予告編


(リアルサウンド編集部)