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コタツの居場所を巡って“柴キック”炸裂 「そこは私の場所!」

2022年03月01日 12:01  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

コタツの居場所を巡って“柴キック”炸裂 「そこは私の場所!」

 新型コロナウイルスの再拡大によって、学校が児童・生徒に自宅待機をお願いする例が増えてきています。親御さんは色々心配だと思いますが、ペットにとっても普段の日常とは違う家庭の雰囲気に戸惑うこともある様子。


 いつもコタツ布団の上でくつろいでいる柴犬さん、自宅待機で飼い主のお子さんに場所を占領され、場所を譲ってほしいと「柴キック」する姿がツイートされました。


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 2020年4月生まれの柴犬、夢希(むぎ)さんは甘えん坊の女の子。普段は飼い主さん家族の誰かが脚を伸ばして座っていると、その間に収まって寝るといったスキンシップ大好きなんだそうです。


 飼い主さん宅には小学校に通う3人のお子さんがいるのですが、新型コロナウイルスの関係で休校になってしまいました。自宅にお籠り状態になった3人のお子さんはすることがなくなり、コタツでゲームを順番に始めたんそうです。


 これにちょっと困った、という表情を見せたのが夢希さん。というのも、飼い主さんいわく「平日昼間、夢希はコタツ布団の上で丸まっていることが多く、この日はたまたま真ん中の娘がそこに座ってしまったんです」とのこと。


 いつもの場所でまったりしたいけど、今日そこにはお姉ちゃんがいる……。仕方なく、背中に寄り添うような形で寝始めたといいます。


 娘さんとの微笑ましい光景。そう思って飼い主さんはスマホのカメラを起動させ、写真を撮ろうかと思ったら、いきなり起き上がった夢希さん、お姉ちゃんの背中に「柴キック」をお見舞いしたのでした。


 やっぱり、お気に入りの場所で寝られないのはストレスが溜まっていた様子。飼い主さんも「うるさかったし、よっぽど邪魔だったのだと思います」と苦笑するばかりです。


 蹴られた娘さん、最初は「いったーい。誰っ!?」と振り返ったそうですが、キックの主が夢希さんだと知ると笑顔に。「これが上のお兄ちゃんか下の妹だったら激怒していたのに……夢希はいいなぁと思いました」と飼い主さんは語ってくれました。


 娘さんも、まさかキックされるほどお気に入りの場所だったとは知らなかった様子。これからは、場所について気を使ってくれるようになるかもしれませんね。



<記事化協力>
夢希(むぎ)さん(@mukimukimugipom)


(咲村珠樹)