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TBSに新たな深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」誕生 高橋ひかる、大政絢主演の2作品発表

2022年03月01日 04:01  リアルサウンド

リアルサウンド

高橋ひかると大政絢

 高橋ひかるが主演を務める『村井の恋』と大政絢が主演を務める『理想ノカレシ』の2作品が、TBSの新たな深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」で放送されることが決定した。


【写真】『村井の恋』原作書影


 「ドラマストリーム」では、地上波放送の1週間前に有料配信サービス「Paravi」と「U-NEXT」にてドラマコンテンツを毎週先行して有料配信する。そして地上波放送後には「TVer」「TBS FREE」「GYAO!」にて、1週間限定で見逃し配信。また、展開するドラマコンテンツはティーン層や働く女性をメインターゲットに見据え、深夜ならではの“スパイスの効いた”恋愛ものを中心にラインアップ。1話につき30分の放送で構成される。


  4月5日より同枠で放送される記念すべき1作目の『村井の恋』は、乙女ゲームの“推し”キャラクターに本気で恋をする盲目的な女教師と、その女教師に恋をして猪突猛進にその感情をぶつける男子生徒の恋愛模様を描いたノンストップ・ラブコメディ。


 主人公の女教師・田中をTBSドラマ初主演となる高橋が演じる。田中は、生徒には必要以上に干渉せず同僚の教師とも交流しないことから、“鉄仮面女子の鉄子”と生徒たちから皮肉たっぷりのあだ名で呼ばれている女教師。そんな彼女だが、実は乙女ゲーム内のキャラクターに恋するオタク女子という役どころだ。現実の恋愛とは無縁の日々を送っていた田中は、成績優秀だが何を考えているかわからない黒髪ロン毛の教え子・村井に愛の告白をされる。それに対し、田中は現実の男、ましてや自身の生徒になど決して恋しまいとその告白を一蹴。ところがその翌日、髪型を一新してきた村井の姿は、田中の好きな乙女ゲームの“推しキャラ”そのものになっていた。田中は激しく動揺し、心を許さぬよう様々な対策を講じが、 “鉄仮面女子”の田中も、自身の推しキャラに瓜二つである村井の猛烈アプローチにだんだんと心を許していく。しかし、互いの立場はあくまで教師と生徒。さらに、彼女の脳内では自身の推しキャラへの想いも交錯し、2人の恋の行方が描かれる。


 5月末から放送予定の2作目『理想ノカレシ』は、「TBS連ドラ・シナリオ大賞」第4回大賞受賞者の渡邉真子が原案、第5回の入選者である木村涼子が脚本を担当し、2人の若手女性脚本家がタッグを組み、アラサー女性のリアルな恋愛観をオリジナル脚本で描く。


 TBSドラマ初主演の大政が演じるのは、ヘッドハンティングされたベンチャー企業で仕事をバリバリとこなす“ハイスペック女子”である主人公・小野寺優芽子。外ではデキる女風でキメているが、家では家事も髪も服もテキトーな残念女子。中でも恋愛経験は乏しく、いまだに高校時代の初恋の相手が理想の男性だと思い続ける“夢見る夢子”である。さらに“そろそろプロポーズされるのでは”と思っていた1年半付き合った彼氏から、思いもよらない形でこっぴどく振られてしまう。傷心の優芽子だったが初恋の人と瓜二つのミステリアスな青年と出会い、彼女の日常はジェットコースターのように大きく揺れ動きはじめることに。 恋を夢見るすべての女性に送る、逆シンデレラストーリーが展開する。


■コメント
・高橋ひかる(『村井の恋』主演)


推しとそっくりの男性にアプローチされるなんて、たまらないシチュエーション…! ただ、生徒と教師という世間一般的には恋が成り立たない関係性です。そんなことを気にせず類い稀なるストレートな恋心を向けてくる村井に、鉄仮面の異名を持つ教師・田中としてどう向き合っていこうか、今からハラハラしています。
“一途すぎる”村井に、“こじらせ女子”田中、他にもクセ強キャラばかり! キュンもコメディも詰め込まれた『村井の恋』、ぜひ楽しんでもらいたいです!


・島順太(『村井の恋』原作)


ドラマ化についてあまり考えたことがなかったので、初めて聞いた瞬間は「一体どうなるんだ!?」と感じましたが、こうして新たな挑戦の場をいただけてありがたいです。
脚本を読ませていただいた感想としては、漫画でこうしておけば良かったと思うところを見事にまとめてくださっていましたし、細かい設定なども上手に組み込まれていて、かなり驚きました。
メインキャラクターの田中も村井も様子がおかしく、難しい役柄だとは思いますが、田中を演じる高橋さん、村井役の方には、キャラクターならではの楽しさを見つけて“手加減なし”に暴れていただけたら本望です。
視聴者の皆様が思い詰めてしまいそうな時に、「世の中にはこんなに全力でバカな奴らがいるっていうのに、私はいったい何を悩んでいるんだろう」と少しでも前を向けるきっかけになればうれしいです。そして、彼らと友達になって一緒に遊んでいる感覚になっていただければ、もっとうれしいです。


※高橋ひかるの「高」はハシゴダカが正式表記。


(リアルサウンド編集部)