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30代独身で「年収650万円、資産1300万円」の男性「毎月20万円を目安に貯蓄&投資しています」

2022年02月27日 06:20  キャリコネニュース

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お金の悩みが尽きない人は少なくないが、一方でこんなキャリコネニュース読者もいる。IT企業に勤務し埼玉県に住む30代前半の男性は、年収650万円で

「毎月合計18~20万円で支出しています。独身なので今の不安はありませんが、結婚や子どものことを考えて貯めどきと考えて、家計簿アプリで資産が増えていくのを楽しみにしています」

と余裕の構えだ。

「服はユニクロかGU。Netflixなどのサブスクを楽しんでいます」

男性は現在の家計状況について、次のように打ち明けた。

「家賃が月8万円、光熱費が月8000円、スマホとWi-Fiで月5000円。 在宅勤務なので自炊が中心。食費は2万円以内に収まっています。 交際費として3万円、娯楽費1万円、衣服1万円、その他2万円。毎月の手取りが40万ほどなので、20万円を目安に貯蓄&投資しています」

「お金は最低限しか使わないタイプなので、服はユニクロかGU。Netflix、Kindle Unlimitedなどのサブスクを楽しんでいます。外出デートは月2~3回。年間で2回ほど国内旅行にも行きます。旅行のときはお金を惜しまず、メリハリが大事だと思っています」

交際費や娯楽費をしっかり確保しつつ、光熱費や通信費、食費はうまく節約できており、見事な家計管理だ。その甲斐あって、現金貯蓄のほか株式などを含め、合計資産は1300万円ほどになっているという。

今は賃貸物件に住んでいる男性だが、住宅購入の予定はないのだろうか。それについては、

「資産が1000万円を超えてからどう運用していくかをより考えるようになりました。給与収入のほかに自分のベースとなるお金があることで、気持ちにも余裕ができています。ただ、東京で家を買うという選択はまだイメージ湧きません。東京でマンション買うなら5000万円、という感覚でしたが、最近サイトを見ていると7000~8000万円くらい必要なのではと感じています」

と綴っていた。持ち家を買うにしても、じっくり検討するつもりでいるようだ。

ファイナンシャルプランナーの大野翠氏(芙蓉宅建FPオフィス代表)は次のように解説する。

<将来のことを見据え、今のうちに資産を増やすという計画はとてもスマートで良いですね。ご本人もコメントしているように、家族が増えてからでは今のような「手取りの半分を貯蓄や投資に回す」という生活はできないと考えておいた方が賢明かと思います。

加えて、現金預貯金や株式で1300万円の資産とは、同年代の中でもかなり順調な資産形成であると言えます。金融広報中央委員会の調査(2020年)によると、20代の単身世帯の平均貯蓄額は113万円、30代でも327万円です。貯金していない人も多く、20代で43.2%、30代でも31.1%が貯金ゼロです。もちろん勤続年数や年収によって、貯蓄額に差があるのは当然ですが、一つの参考として目安にしてみてはいかがでしょうか。

持ち家の購入については慎重に進めてよいかと思います。今後、結婚などライフイベントの変化を機に住宅に求める条件は変わってくると推察されます。そのため、現状は情報収集ぐらいでいいのではないでしょうか。並行して現在のような家計管理を継続し、増やした資産を将来マイホーム購入時の原資にしましょう。これだけの備えと、余裕のある家計管理術は素晴らしいですね。>

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