「銀河鉄道999 THE MUSICAL」では、オリジナルエピソードを加えながら、宇宙への旅立ちから別れまでが“完全版”として描かれる。会見には東映アニメーションの清水慎治、演出を担当する小山ゆうな、音楽監督を務めるミッキー吉野(ゴダイゴ)も出席。中川が吉野による生演奏にてメインテーマである「マイ・ディグニティ」を歌う場面も見られた。
■ 清水慎治(東映アニメーション)コメント 舞台「銀河鉄道999」として、中川晃教さんの鉄郎で2回公演してまいりました。今回は「銀河鉄道999 THE MUSICAL」として、中川さんの鉄郎、神田沙也加さんのメーテル、音楽はミッキー吉野さんに参加していただき、ミュージカルにチャレンジしようと準備しておりました。年末の神田さんの突然のご逝去は衝撃でした。中止も考えました。しかし神田さんの事務所より、沙也加ためにも実現させてくれとのお言葉をいただき、もとよりスタッフ一同999には想いは強く、再始動を決心いたしました。そして花總まりさんという素晴らしい女優さんの出演OKのご返事。嬉しかったです。花總さんのメーテルでの再始動をお知らせする先日リリース、たくさんの方から暖かいメッセージをいただきました。ありがとうございます。この場を借りまして御礼申し上げます。キャスト、スタッフ一同、公演に向けて改めて邁進する意を強くしております。今、万感の思いを込めて、「銀河鉄道999 THE MUSICAL」発進します。
■ 高橋亜子(脚本・作詞)コメント このたびは「銀河鉄道 999 THE MUSICAL」の脚本を書かせていただき大変光栄に思っております。
松本零士先生の原作には、限りある命を生きる人間の哀しさと素晴らしさが存分に描かれています。
今回はそこにオリジナルストーリーも加え、鉄郎という一人の少年が、メーテルやたくさんの人々と出会い、彼らに勇気を与え、自分も勇気を得て、大きな闘いに挑む姿を描いています。人と人との繋がりが生む力……。私たちは、託された想いを大切に、未来へ繋げていくことができるのだと思います。
現実の世界では、感染症も含め、厳しい状況がつづいておりますが、未来を信じて立ち向かう鉄郎の姿に、少しでも勇気を感じていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。