コロナ封じの願いを込めた「魔除け」がテーマ、レザーブランド創悦が新作展示会を開催

日本皮革デザイン促進委員会が手掛けるブランド「創悦」が、展示会「創悦・#MAYOKE～JAPAN LEATHER×魔除け～」展を御茶ノ水のギャラリー蔵で開催する。期間は3月8日から17日まで。会場では新作の「#MAYOKE」コレクションの受注を行う。

　「#MAYOKE」コレクションは、コロナ封じの願いを込めた「魔除け」をテーマに掲げ、植物性タンニン鞣しの牛革や鳥獣被害対策の鹿革をメインマテリアルとした日本産の魔除けアイテムを制作。モチーフには、葛飾北斎が「北斎漫画」に描いた鳥居や狼、虎、鐘馗様のほか、魔除けのシンボルである角大師やセーマン、ドーマン、アマビエ、海彦、予言の鳥などを採用した。魔除けにちなんだコーヌコピア（幸せの魔法の角）やお守りケース、伊勢の清め水と塩のケース、魔除けの背守りをあしらったウェアや帽子に加え、オールレザーのアートピースとして鹿革の着物や魔除けの鬼瓦を配したバッグなどが展示される。
　ギャラリー蔵が構える御茶ノ水ソラシティは一日平均2万人のトラフィックがあるといい、展示会開催期間中は27面ヴィジョンや大型ショーウィンドウKS46wallをジャックする。

■創悦・#MAYOKE～JAPAN LEATHER×魔除け～：特設サイト期間：2022年3月8日（火）～3月17日（木）会場：御茶ノ水「ギャラリー蔵」、御茶ノ水ソラシティ地下1階開場時間：11:00～18:00