管理職として入社した会社でも、上司や経営者の態度に違和感があれば辞めたくもなるだろう。今回は、キャリコネニュースに寄せられた50代女性(管理・事務職)の「会社を辞めたくなった体験談」を紹介する。(文:コティマム)
※キャリコネニュースではアンケート「会社をやめようと思ったエピソード」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/EYERWBZ9
会議で意見をすると1時間以上説教を受ける
「管理職として採用された」という女性。「全く職務に関するマニュアルもなく、引き継ぎもなく、当日から現場業務をすることになった」と不満を綴り、違和感をこう訴える。
「会議ばかりが多く役職者が集まるが、どの会議も経営者の独演会で、たまに意見をすると後から呼び出しを受けて、『自分の方針と違うからなんとかしろ』と説教を1時間以上受ける」
いまどき信じられないパワハラぶりで、「そのためにメンタル的に病んで休んだり、退職する管理職が後を絶たない」と女性はいう。
「経営者のお気に入りの意見だけで人事や経理などのことが動いていく」
さらに女性は職場について、
「組織とは名ばかりで、単なる緊急用連絡名簿に過ぎず、管理職を無視した経営者のお気に入りの意見だけで人事や経理などのことが動いていく」
と吐き捨てる。また
「経営者にもの申す者は、『俺の会社だから』と凄まれ、やることなすこと『ビジョンと違うから』と批判の対象になり、左遷されたり降格される」
というワンマン経営ぶりだそう。管理職がとことん追い込まれてしまう職場。管理職として採用された女性が辞めたくなるのも納得だ。