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装甲車が主要幹線道路を激走 ハンドルさばきを誤り側道に落ちる(南ア)<動画あり>

2022年02月25日 05:11  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ルーイカット装甲車が勢いあまって側道に落ちる羽目に(画像は『SA Trucker 2022年2月20日付Twitter「Dashcam Captures SANDF Rooikat Spinning Out Of Control Before Crashing on N1
現在『ミッション: インポッシブル』シリーズの新作のため、トム・クルーズが南アフリカで目撃されている。この装甲車も撮影の一部なのかと思いきや、南アフリカ国防軍(SANDF)の無謀運転による自損事故であった。南アフリカ国防軍の失態を『The South African』などが報じている。

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ドライブレコーダーで撮影されたのは2月19日午前9時、南アフリカのブルームフォンテーン(Bloemfontein)にある主要幹線道路N1号線でのこと。2車線道路の右側から勢いよく追い抜いた装甲車だったが、左右にふらふらと走ったのちにガードレールを突き破っていった。砂塵が舞い上がった後に現れたのは、グニャグニャに折れ曲がったガードレールと側道に落ちた装甲車だった。

事故後に転倒した装甲車の前を車で通り過ぎた人たちが撮影した動画には、救急車などの他に隊列となって走っていたであろう多くの軍車両が映っている。撮影者は軍の失態にくすくす笑いながら通り過ぎており、この動画がSNSに投稿されると、「経験不足」「飲酒運転」「戦争が起こったらこの国は終わり」といった辛辣なコメントが数多く寄せられた。

この暴走した装甲車は、南アフリカ国防軍のルーイカット(Rooikat、アフリカーンス語で「赤い猫」)と呼ばれているもので1980年代から運用されており、重さ28トン、夜行走行も可能で24時間戦闘可能となるよう設計されている。ルーイカットの最高速度は時速120キロというから、おそらくこの速さで走行し、バランスを失ったのかもしれない。



画像は『SA Trucker 2022年2月20日付Twitter「Dashcam Captures SANDF Rooikat Spinning Out Of Control Before Crashing on N1, Bloemfontein」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)