バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)は、新チームで迎えたバルセロナでのプレシーズンテスト初日を台無しにした初期の問題を、アルファロメオは理解していると述べている。
アルファロメオはリザーブドライバーを務めるロバート・クビサからプレシーズンテストを始めたが、インストレーションラップは走行したものの、クビサは午前中ほとんどの時間をガレージで過ごさなければならなかった。
クビサは午前中のセッション終盤で数回のタイムアタックを行ったが、テスト初日は9周を走行して終えることになった。
ボッタスは午後のテストを開始したが、テスト初日のアルファロメオの走行距離に23周を追加したのみに終わった。
「いくつか問題があった。残念だが時間の面では非常に大きな損失だったね」とボッタスは説明した。
「問題の一部は信頼性に関するものと機械的なものがあったが、幸い僕たちはそうした問題を完全に理解しているし、改善の方法も分かっている」
「ただ、その日のうちに問題を解決する時間がなかっただけだ」
「今日は走行距離をほとんど伸ばせずに妥協することになったのは確かだが、少なくともある程度は走行できたし、テスト2日目に向けて改善するためのアイデアを得ることができた」
「この後はバルセロナで充実した2日間が過ごせることを期待しているよ」
走行距離は少なかったものの、ボッタスはアルファロメオの2022年型マシン『C42』のドライビングを楽しんだと語った。
「当然、マシンは少し重くなっているし大きくなっているが、それ以外に極端な違いはない。もちろんドライビングのやり方を調整する必要はあるし、今も学ぶべき多くのことがある」