2月23日、静岡県の富士スピードウェイで、スーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankookの公式テストが行われた。途中スポーツ走行を挟みながら1時間のセッションが3回、さらに夜間走行が行われた。日中の3回のセッションでは、1回目/2回目で2022年からST-Xに舞台を移すHELM MOTORSPORTSが、3回目、夜間走行はGTNET MOTOR SPORTSがトップタイムをマーク。ニッサンGT-RニスモGT3勢が速さをみせている。
6台が参加したST-Xクラスは、ST-Zからクラスを変更した23号車TKRI 松永建設 AMG GT3、62号車HELM MOTORSPORTS GTR GT3がフルカラーリングで登場。一方、888号車Grid Motorsport AMG GT3はカーボンブラックのまま登場した。ST-Zでは310号車GRGarage水戸インター GR Supra GT4、885号車シェイドレーシング GR SUPRA GT4などが新しいカラーリングをまとって姿をみせた。
またST-1では38号車muta Racing GR Supraに新しいエアロが見られたほか、ST-3に参戦する311号車Team Fukushima フェアレディZ、ST-5にオリジナルエアロで参戦する290号車AutoLabo airforce+ ヤリスなど、話題のエントラントがテストに登場した。
ST-Qクラスでは、2021年の最終戦岡山に登場したバイオディーゼル燃料を使うMAZDA SPIRIT RACING MAZDA2 Bio conceptもテストに登場。前田育男/関豊/寺川和紘/井尻薫というメンバーが乗り込んだが、2021年最終戦と異なり、最新のマツダ2のフェイスを装着して登場している。