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炭酸水メーカーのソーダストリームから3年ぶりの新モデルが登場

2022年02月23日 10:11  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
炭酸水メーカーのソーダストリームは、約3年ぶりに新モデル「TERRA(テラ)」を発売した。すでに2月1日よりソーダストリームブランドサイトにて販売開始しており、2月25日からは各販売店でも発売する。


○ガスシリンダーがワンタッチで取り付け可能に



新モデル「TERRA(テラ)」は従来のモデルからさらにスタイリッシュに、本体表面はマット感のあるデザインに進化した。



最大の特徴はガスシリンダーの交換時の手間が軽減されたこと。ソーダストリーム史上初となる「シリンダークイックコネクト(ピンクシリンダー)」を採用したことで、これまでねじ込み式により手間がかかっていたが、ワンタッチで取り付けができるようになった。


○「マイボトル」に新デザインが登場



さらに、2月25日からはソーダストリームでつくる炭酸水を持ち運べる「マイボトル」にも新デザインブラックが登場。これまでかわいらしいデザインのラインアップが多かったが、より幅広い層のユーザーが使いやすいデザインだ。



マイボトルは500mlサイズで、ソーダストリームに装着し炭酸水を作ることはもちろん、好きな飲料を入れて持ち運ぶことが可能。キャップについているループ紐が「持ち運びに便利」と好評の商品だ。今回のブラックはソーダストリームが運営する環境保全に関して啓蒙を行うメディア「プラスチックファイターズ」のデザインを採用している。


ソーダストリームは環境保護活動にも力を入れており、世界に向けて脱プラスチック問題について発信を行っている。たとえば商品である炭酸水について、専用シリンダー1本で作れる炭酸水はペットボトル約120本分と言われており、ペットボトルごみの削減のためにも良いと提言する。



2021年には国内初となるシリンダー充電工場を岐阜県に設置、国内に充電工場ができたことで輸送に関わるエネルギーも大幅に削減することに成功した。

○炭酸水の効果を医師が解説



TERRA(テラ)オンライン発表会には、国際医療福祉大学の教授であり、医師の前田眞治氏が登壇。炭酸水の効果について、「冷たい炭酸水を飲むと緊張度と覚醒度がアップし、シャキっとすると同時にリラックスする効果もある」と解説。「胃腸のぜんどう運動も高まり、水分や栄養が早く吸収され全身に水分や栄養が行き渡り、血液循環もよくなることでリフレッシュやストレス解消にも役立つ」と話した。


さらに、お米や肉を漬けておくことで柔らかくする作用があることや、玉子焼き・パンケーキなどに炭酸水を加えることでふっくら焼けること、天ぷらの衣に炭酸水を加えるとからっと揚がるなど、料理を美味しくする効果があることにも触れた。



前田氏によると、朝なら100ccくらい少量を飲むことで胃の調子が活発化、昼なら午後の活力としての覚醒効果、そして夕方なら食事の前に冷やした炭酸水を飲むことで胃腸の粘膜の血管が拡張し食欲を活性化させるなど、それぞれの目的に合わせて炭酸水を飲むタイミングを選ぶと良いのだそう。また、食前に炭酸水を300~500ml程度飲むことで炭酸ガスにより胃が膨れ、満腹中枢が刺激され食欲が低下、ダイエットにも効果があるとのこと。



想像していた以上に身体にも美味しさにも役立つ炭酸水。目指す効果や目的に応じて使い方を意識することで私たちの生活をより良くしてくれるのではないだろうか。



TERRA(テラ)は、マシン本体、ガスシリンダー60L用、DWSボトル(キャップ付)1Lのセット。ホワイト、ブラック、レッドの3色展開。希望小売価格は1万5,400円。マイボトル(ブラック)は、希望小売価格1,980円。



松本果歩 まつもとかほ 恋愛・就職・食レポ記事を数多く執筆し、社長インタビューから芸能取材までジャンル問わず興味の赴くままに執筆するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり、店長を務めた経験あり。Twitter: @KA_HO_MA この著者の記事一覧はこちら(松本果歩)