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グウィネス・パルトロウの「グープ」がEC開設など日本市場を強化 2023年には旗艦店の出店も

2022年02月22日 19:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

グウィネス・パルトロウ

Image by: goop
女優のグウィネス・パルトロウ(Gwyneth Paltrow)のライフスタイルブランド「グープ(goop)」が、日本公式メディアとオンラインストアを立ち上げた。日本では国内外のライフスタイルブランドのサポート事業を行うワンズメソッド(One's Method)が運営する。4月29日から6月6日まで六本木ヒルズに出店するポップアップショップを皮切りに、日本での展開を強化する。2023年には旗艦店の出店も視野に入れる。

 グウィネスは、2008年に自身のキッチンから発信する週刊ニュースレターとしてグープをスタート。自然食品を使ったレシピやウェルネス、旅行といったライフスタイルにまつわるコンテンツを発信し、オンラインストアではクリーン処方のオリジナルコスメや、キッチン用品、テーブルウェアのほか、PFOA(発がん性の可能性を指摘された有毒物質)を排除した調理器具などをラインナップしている。
 日本では2019年にポップアップを開催したことはあるが、国内展開を手掛けるワンズメソッドによると、今回が正式ローンチになるという。担当者は「本来、もう少し早いタイミングでの正式ローンチを考えていたが、状況的にもなかなか難しく、時期を図っていた。日本でのクリーンなライフスタイル、また女性を取り巻く環境への問題提起を含めて期が熟した今、グープが旗振り役となってムーブメントを起こしていけたらと思っている」と説明する。ニューヨークでグウィネスとワンズメソッドの安田慶祐代表取締役が意気投合し、かねてよりウェルビーイングにまつわる事業に携わった経験もあったことから、ワンズメソッドが日本展開を手掛けることになった。
 グープの日本でのターゲットは30~40代を中心に、20代後半~50代まで幅広い年齢層を見込む。社会や環境に配慮した商品を自分の考えのもと選びたいという高感度な人たちに向けた情報を発信し、商品を取り揃えるという。
 オンラインストアでは、オリジナルコスメ「GOOPGENES」から次世代レチノールとして注目を集めている植物由来のエイジングケア成分「バクチオール」などスーパーフードを配合した美容液「オールインワン スーパー ニュートリエント フェイスオイル」(30mL、税込1万3970円)や、植物ベースのセラミド、スクワラン、キャビアライムなどを取り入れた「オールインワン ナリッシング フェイスクリーム」(50mL、同1万3750円)を販売。このほか、高栄養価のバターや植物エキスをふんだんに使用した「ナリッシング ボディバター」(180mL、同7920円)や、髪にうるおいを与え、しなやかにするプレシャンプーヘアセラム「リストア+シャイン ヘアセラム」(30mL、同6380円)、エプソムソルトやエッセンシャルオイルを贅沢に配合したバスソルト「ザ マティーニ エモーショナル バスソーク」(680g、同5500円)など、スキンケアからボディケア、ヘアケアまでをラインナップしている。

■グープ:日本公式サイト