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後部座席のシートベルト着用率、高速道路は76% - 一般道では?

2022年02月21日 11:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
JAFは2月18日、警察庁と合同で実施した「シートベルト着用状況全国調査」の結果を発表した。調査は2021年10月18日~12月3日、全国の一般道路781箇所および高速道路等105箇所にて目視で行われた。対象は、車両台数約35万8千台の運転者および同乗者。


全国886箇所で調査した結果、後部座席(以下、後席)でのシートベルト着用率は、一般道路で42.9%(前年比2.6ポイント増)、高速道路で75.7%(同0.1ポイント減)となり、一般道路の後席においては、2002年の合同調査開始以来、過去最高となった。

一方で、運転席の着用率は一般道路で99.1%(同0.1ポイント増)、高速道路等で99.6%(同0.1ポイント減)、助手席においてもそれぞれ90%を超える結果に。2008年に後席でのシートベルト着用が義務化されてから10年以上経ったが、依然として後席は他座席と比べて着用率が低い状態で推移していることが分かった。



今回の結果を受けて同社は、交通事故の際、後部座席でシートベルトをしていないとどうなるか、その危険性について以下3点を掲げ挙げ、改めて、注意を呼びかけている。



1.車内の構造物(ピラーやシートなど)に激突し、自らが傷害を負う危険性

2.運転者や助手席同乗者へぶつかり、危害を加える危険性

3.窓などから車外に放出される危険性(CHIGAKO)