罵声が飛び交うなどの過酷な職場では、辞めたくなるのも無理はない。今回はパワハラ正社員に苦しめられたと語る派遣社員の男性(30代後半/管理・事務職)から寄せられた声を紹介する。(文:草茅葉菜)
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意地悪な「抜き打ちテスト」が行われ、新人がミスすると……
男性が派遣社員として勤めていた物流センターでは、連日の長時間労働に加え、「何かにつけて罵声を飛ばして来るパワハラ正社員たち」がいたという。
ある日、”パワハラの主犯格”である課長が「抜き打ちテスト」と称し、商品対応ステッカーを勝手に差し替えた。すると「新人さんがそれに気づかず誤仕分け」してしまったという。
それを見つけた課長が作業者全員を呼び集め、「誰が誤仕分けしたんだ!」と詰問。作業者の一人が「新人(その時既に定時退勤済)です」と返すと、
「じゃあ今いる奴は二度としないと誓約しろ!」「解ったら手を挙げろ!!」
などと強要されたという。
一方でその年の年末商戦が終了すると、課長の態度はいきなり軟化し
「『今までキツイ事言ってきた』『誉めてあげて下さいと上から言われた』などといい人ぶって洗脳してきた」
と男性は綴る。従業員を罠にかけるようなやり方で貶めたり、下手なアメとムチでコントロールしようとしたり、めちゃくちゃな課長である。
男性は「息苦しくて耐えきれなくなり、年明けてしばらくして退職した」と投稿を締めくくった。