「東洋大学に進学しました」と語る埼玉県の20代女性が、キャリコネニュースの受験をテーマにしたアンケートに、エピソードを寄せた。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「あなたの受験エピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/YCRMAP5Y
センター受験もお金かかるのになぁ…と驚いた記憶
現在は専門職(コンサルタント・士業・金融・不動産/年収300万円)として働く女性は、「一番強く印象に残っているエピソード」として、「センター試験をすでに進路が決まっている子が受ける!というものです」と挙げ。
「学校に言われてきたのか知りませんが、受験当日該当の子たちはずっと寝てる。ひたすら寝てる。私の隣の席の人に関しては靴をポーンと飛ばして足を広げていびきかいて寝てました(笑)」
これに女性は、「逆に気負わずリラックスさせてもらいました。センター受験もお金かかるのになぁ…と驚いた記憶があります」と感想を漏らしていた。
また「大変だったことは、第一志望が国公立だったため、周囲の子が受験を終えるなか最後の最後まで一人で勉強することが精神的に辛かったです」と振り返る。
「予備校に通うお金もなかったので文字のまま”孤独な戦い”でした。 当時は辛かった面もありましたが、夜勉強して帰る道で見る星や、受験先で赴く馴染みのない土地との出会いは単純にウキウキしました」
「受験で暗記したものは何も覚えていないですが、そういった気持ちや、勉強の際に身に着けた思考回路・ものごとの捉え方は今でも財産です」
貴重な経験を語る女性。苦労しつつも得たものは大きかったようだ。