スクーデリア・フェラーリは、2022年型F1マシン『F1-75』を2月18日にコースデビューさせる予定であることを明らかにした。チームはニューマシンの発表会を17日にオンラインで開催した。
チーム代表マッティア・ビノットは、レースドライバーであるシャルル・ルクレールおよびカルロス・サインツとともに『F1-75』を披露した後、今後の走行予定について明らかにした。
「フィオラノで明日最初のデモンストレーション・イベントを行う」とビノット。
「レギュレーションに従い、通常のレイアウトは使用せずに15kmのみ走ることになる。デモ目的の走行だ」
F1競技レギュレーションでは、純粋なデモンストレーション目的での『デモンストレーション・イベント(DE)』を2回行うことが許されている。この走行は、F1カー用に承認されているトラックレイアウトを使用することはできず、距離は15kmに制限され、デモ走行用タイヤを装着しなければならない。
フェラーリはさらに、第1回プレシーズンテストがスタートする前日22日に、スペイン・バルセロナでフィルミングデー走行を行うことを計画している。
チームには、マーケティングあるいはプロモーション目的の『プロモーション・イベント(PE)』を2回実施することが許可されており、走行距離は100kmに制限されている。
「(フィオラノでの走行の)その後に、バルセロナに移る。全チームがウィンターセッションを開始する前日22日に、我々は100kmのフィルミングデーを実施する」とビノットは語った。
「つまり今から冬期テストが始まるまでの間に2日ほど走行するわけだ。デモイベントとフィルミングで、このマシンを走らせる」