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エリザベス女王、杖をついて公務を行う姿に「ずいぶん痩せたのでは…」体調懸念の声も

2022年02月18日 11:41  Techinsight Japan

Techinsight Japan

健康状態が懸念されているエリザベス女王(画像は『The Royal Family 2021年6月2日付Instagram「Her Majesty The Queen will celebrate her Platinum Jubilee from Thursday 2nd - Sunday 5th June 2022」』のスクリーンショット)
エリザベス女王(95)が、このほどウィンザー城で対面式公務を行った。現地時間10日にはチャールズ皇太子の新型コロナウイルス感染が判明したため、接触があった女王は健康状態を観察されていた。杖をつきながら立つ女王の姿に、王室ファン達からは「ずいぶん痩せたみたい」「弱々しく見える」といった体調を案じる声があがっている。

エリザベス女王が現地時間16日、国防長官を退任した英海軍ジェームズ・マクレオド少将(Rear Admiral James Macleod)や次期国防長官となる英陸軍・海兵隊のエルドン・ミラー少将(Major General Eldon Millar)とウィンザー城の居間で対面した。

今月10日には女王の長男チャールズ皇太子が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示し、14日には皇太子の妻カミラ夫人も感染したことが発表され、夫婦ともに隔離生活を送っていた。

女王はチャールズ皇太子の陽性結果が出る2日前に対面していたため、しばらく健康状態を観察されていた。バッキンガム宮殿は女王の検査結果を明らかにしていないが、王室情報筋は女王に新型コロナウイルスの症状などは出ていなかったと英メディアに伝えている。

この日、女王はウィンザー城にある豪華な居間でマクレオド少将とミラー少将を迎えた。グリーンの柄入りドレスを着た女王が杖をつきながら立っていると、部屋に入った2人が女王に近づき、握手を交わした。

女王は現在の健康状態について尋ねられると「そうですね。ご覧の通り、私は動けないのですよ」と立ったままで答えたという。

なお女王らはマスクをしていなかったが、イングランドと北アイルランドではマスク着用の規制が緩和されたため、病院や公共交通機関を省く公的場所ではマスクをしなくても許されている。

杖をついて歩くのに苦労している女王の姿について、英ボディランゲージ専門家ジュディ・ジェイムズ氏はこのように分析した。

「女王への新型コロナへの警戒や彼女の体重減少、杖の使い方などを見ると、これまで明らかでなかった虚弱さが突然示されているようです。女王の年齢では当然かもしれませんが、王室ファンにとっては女王の健康状態について答えてほしいところですね。」

このたび公務を行う女王の姿に、多くの王室ファンが「女王陛下の姿をまた見ることができて嬉しい。とても元気そうね」「史上最もハードに働いている女性だ」と称賛したものの、健康状態を心配するコメントもいくつか見受けられた。

「こんなにも弱々しい女王を見たのは初めて。最も素晴らしい女性で、私達の誇りよ。」
「夫が亡くなってから、ずいぶん痩せたみたい。強い女性だわ。」

画像は『The Royal Family 2021年6月2日付Instagram「Her Majesty The Queen will celebrate her Platinum Jubilee from Thursday 2nd - Sunday 5th June 2022」、2022年2月16日付Instagram「Today at Windsor Castle, Rear Admiral James Macleod was received by The Queen upon relinquishing his appointment as Defence Services Secretary.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)