「男性だから」「女性だから」と、性別によって役割が決められてしまうことがある。キャリコネニュースに千葉県の40代女性(事務・管理/正社員/年収500万円)から、辛い胸の内を明かす投稿が寄せられた。(文:コティマム)
キャリコネニュースではジェンダーギャップをテーマにしたアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/ZYVZFJ4M
夫婦とも正社員でも「子どもに関することはほとんど女である私」
女性は「夫婦でお互い正社員なのに、子どもに関係することはほとんど女である私がやっています」と不満を綴る。
「夫は家事は率先してやってくれますが、子どもの学校のPTAのことや、日々配られる手紙の回答、集金のお金の準備、受験に対するこまかな対応や塾に関するやりとりなど、上げればキリがないのですが、こういったことは全て私がやって当たり前」
正社員として働きながら、家事と子どもの学校や習い事、受験関連を一人でこなすのは大変だ。女性は「私への負担が集中しており、疲労を感じます」と明かす。
「そのように育ててしまったことへの後悔が押し寄せ……」
そんな中、さらにショックなことが起きた。
「食事の支度も女である私がやるのが当たり前となっており、『なぜ私なのか』と息子(19歳)と娘(15歳)と夫(50歳)がいる時に愚痴ったところ、『女なんだしお母さんなんだから当たり前でしょ』と息子に言われたのが衝撃でした」
母親だけが家事や子どものお世話をする姿を長年見てきた息子は、仕事をしていても家事育児は「女性がやるもの」というイメージを持ってしまった。女性は「そのように育ててしまったことへの後悔が押し寄せ、脱力してしまいました」と思いを吐露していた。