スクーデリア・フェラーリは、2022年型F1マシン『F1-75』の発表会を2月17日に実施することを明らかにしているが、その約24時間前に、ニューマシンの画像がソーシャルメディアに流出したようだ。
フェラーリは、16日午後にマラネロにおいて、VIP向けのプライベートイベントを開催し、限られた人々に対して、F1-75を披露した。当然のことながら、公式発表までは写真を外部に公開しないということが前提だった。
チームは、2022年仕様のチームウエアを身に着けたシャルル・ルクレールとカルロス・サインツがF1-75と対面した時の動画を公開しているが、もちろんマシンはそこには映っていない。
ところが、F1-75の写真とみられるものがネット上に公開され、拡散されていった。先行公開イベントのゲストのひとりが、マシンの写真を友人に送り、そこからソーシャルメディアに写真が公開され、多くの人々の目に触れるという事態に発展したのではないかと考えられている。
フェラーリは、画像をリークした人間を突き止めようとしているが、当日は、ジャン・アレジをはじめとするフェラーリの元ドライバーたち、商業パートナー、テクニカルパートナーの代表者など、VIPが大勢ゲストとして訪れており、“犯人”を特定するのは容易ではなさそうだ。
『F1-75』の発表会は17日(木)14時 CET(日本時間22時)にスタートする。