飼い主から手当を受ける同居犬に嫉妬 無傷な自分も包帯を巻いてもらい大満足の犬に大笑い
2022年02月17日 04:11 Techinsight Japan
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話題になっているのは、キャリー・バーシュさん（Carrie Bartsh）の愛犬でゴールデン・レトリバーの“メイベル（Mabel、3）”だ。メイベルは3歳になるまでキャリーさんの家で唯一の犬として全ての愛情を注がれていた。
ところがある日、キャリーさんはゴールデンドゥードゥルの子犬“マイロ（Milo）”を家族の一員として迎え入れ、メイベルとマイロの2匹を一緒に飼い始めた。キャリーさんは犬たちが互いに嫉妬してしまわないよう2匹を平等に可愛がっていたが、上手くいかないことも多々発生した。
キャリーさんは「どちらかが注目されていると2匹ともすぐに嫉妬するので、全てのことを平等に行うようにしています」と明かしており、マイロの毛のお手入れをしている時に目の周りも手入れをすると、メイベルには必要が無くても同じように目の周りの毛を整えるようにしている。またキャリーさんは猫も飼っており、この猫に点耳薬を指している時ですらメイベルは自分もやってもらおうとキャリーさんの隣に来て順番待ちをしているという。
「メイベルとマイロはよく遊び、よくケンカをしていますがお互いが大好きです。2匹は互いに吠えて噛み合ったリ、子犬のように取っ組み合っていますよ。マイロはメイベルよりも体が大きく動きも速いので時速100マイル（約160キロ）でメイベルに走って突っ込んでいきメイベルを倒してしまうこともありますが、メイベルの方が立場は上なのです。マイロのおかげでメイベルは若々しくいられ、メイベルのおかげでマイロは行儀よくしています。」
仲良しではあるが互いに嫉妬心を抱く2匹から、今回新たなおもしろエピソードが生まれた。ある日の帰宅途中、メイベルとマイロは走りながら取っ組み合いをしていた。そして2匹の動きが止まると雪の上に赤い血が付いていることに気がつき、キャリーさんが確認してみるとマイロの後ろ足の肉球に切り傷ができてしまっていた。
動物病院で手当てをしてもらったマイロにメイベルはあまり興味を示していなかったが、そのケガによってマイロがいつもよりキャリーさんの注意を引いていると分かると様子が一変した。
「私が包帯を変えるためにマイロを呼ぶと、準備した道具を見たメイベルはすぐに私の目の前にやってきて手当を受けようと自ら横になって待っているんです。メイベルを移動させてようやくマイロの手当が終わると、すぐに戻ってきて自分の番だと待っているんですよ。」
メイベルはマイロだけがキャリーさんに特別なことをしてもらっていると勘違いしているようで、「マイロだけずるい！」とでも言うかのような態度を取り始めたのだ。そしてこのメイベルの姿を見たキャリーさんは、手当をしている振りをすることにした。
「空のガーゼの包装を破ってメイベルに同じガーゼを貼っている振りをし、それから足に包帯を巻きメイベルの頭にキスをして『終わったよ』と言うのです。メイベルは満足したようで、起き上がってどこかへ歩いて行きました。」
「嫉妬深い犬のために、見せかけの包帯を巻いている自分自身とこの状況がおかしく思えて笑うしかなかったですね」と明かすキャリーさんは、同じ足に包帯を巻いて寝転がる2匹の姿をFacebookで公開した。嫉妬深く可愛いメイベルの姿は大きく話題を呼び、今月17日の時点で1.9万件もの「いいね！」が寄せられた。
コメント欄には「なんて可愛いの！」「子どもはいつまでも子どもなんだね」「ここまでしてあげるなんて、良い飼い主さんだ」などの声の他にも、「うちの犬も1匹に目薬をさすともう1匹もやってもらいたがるんだ」「うちの犬は足をケガした他の犬を真似して足を引きずっていたよ」など似た経験があるという声が多数届いていた。
なおマイロのケガは順調に治ってきているが今でも包帯を毎晩変えており、キャリーさんは「メイベルも毎晩包帯を変えていますよ」と笑って明かした。
画像は『The Dodo 2022年2月10日付「Jealous Dog Fakes An Injury After Her Brother Hurts His Paw」（CARRIE BARTSH）』『Carrie Bartsh 2022年1月28日付Facebook「Milo the Doodle has a split in his paw pad and has been receiving extra attention from Mom today.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 iruy）
