2月15日、スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦しているTEAM HRCは、2022年シーズンにイケル・レクオーナとチャビ・ビエルゲが駆るホンダCBR1000RR-R FIREBLADEとマシンカラーリングを公開した。
Team HRCは、ホンダ・レーシングのワークスチームで、SBKにおいては新型マシンを投入した2020年から参戦。2年間は、ライダーにアルバロ・バウティスタとレオン・ハスラムを起用していたが、2022年はレクオーナとビエルゲに一新した。
レクオーナは2016年にロードレース世界選手権のMoto2クラスでデビュー。2020年はMotoGPクラスに昇格し、2年間テック3KTMファクトリー・レーシングから参戦していた。ビエルゲは、2015年からMoto2クラスに7年間参戦しており、4度の表彰台を獲得している。
そんなふたりが駆るのは『ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP』をベースとしたワークスマシンだ。カラーリングはトリコロールのHRCカラーで大きな変更はないが、ロゴなどが変更されている。
そのほか、昨年型からサスペンションがオーリンズからショーワに、ブレーキがブレンボからニッシンに変更されている。
また、元SBKライダーのレオン・キャミアがチームマネージャーを務め、HRCディレクターの桒田哲宏氏がレース運営などを行う。