ウイリアムズ・レーシングは、アメリカの電池メーカー『デュラセル』と新たな長期のパートナーシップを締結したことを発表した。
この発表は、2月15日のウイリアムズの2022年型マシン発表を控えて行われた。このことは、デュラセルのブランドカラーであるブロンズと黒がウイリアムズのカラーリングに加わることを暗にほのめかしている。
ウイリアムズは新たなパートナーとの提携により、大規模な各種マーケティングプログラムを展開していく。そのなかには主要テレビ局でのコマーシャル放映、eスポーツへの関与、また5月のマイアミGPを皮切りにいくつかのグランプリにおいて現場の活性化が図られるという。
またデュラセルのブランドロゴは、ウイリアムズのマシン、チームキット、およびドライバーのアレクサンダー・アルボンとニコラス・ラティフィのレーシングスーツにも大々的に使用される予定だ。
ウイリアムズの最高経営責任者であるヨースト・カピートは「ウィリアムズとデュラセルのこのパートナーシップを大変誇りに思っており、彼らから我々に向けられた信頼と信用に感謝している」と語った。
「デュラセルの名前を我々のマシンに掲載するのは私の個人的なハイライトでもある。私はエネルギッシュなので、この30年間デュラセルというニックネームで呼ばれていたのだ。彼らとともに仕事をすることをとても楽しみにしている」
アメリカの多国籍企業であるバークシャー・ハサウェイ社の子会社であるデュラセルは、同社の“パフォーマンスへの情熱と勝利へのこだわり”がウイリアムズと“自然に調和した”と述べている。
デュラセルのチーフマーケティングオフィサー兼社長のラモン・ベルティーニは次のように述べた。
「ウイリアムズ・レーシングとパートナーシップを結べたことを喜ばしく思っている。チームがグリッドの上位へ返り咲くことを楽しみにしている」
「パフォーマンスへの情熱、勝利へのこだわり、そして技術的卓越性への献身を共有することで、ウイリアムズと協業することは当社のブランドにとって自然な流れだった」
「ウイリアムズはデュラセルのように、“まあまあ”な出来では不十分だということを理解している。彼らがレースデーに重要なデバイスに電力を供給するのに当社の最新技術を活用することをとても喜ばしく思っている」