キャリコネニュースで「親に言われた衝撃的な言葉」をテーマに経験談を募集したところ、広島県の50代女性から、こんな衝撃エピソードが寄せられた。(文:okei)
「中学2年生の時に『実はあんたはお父さんとお母さんの子じゃないよ』と。昼間に親が市役所で戸籍謄本を取るのをたまたま見てて『長女なのに養女って書いてある。書き間違えてるね』って言ったのがきっかけ。その日の夜に上記のセリフを言われました」
※キャリコネニュースでは「親に言われた衝撃的な言葉」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/T1VGTI8Q
「どこの馬の骨かわからない子は嫌だったから」
中学2年生だった女性が当時聞かされたのは、こんな言葉だった。
「子供ができなかったからお母さんのお姉さん(女性にとっては伯母)夫婦に頼んで産んでもらった。お父さんの兄弟(父方の親戚)に息子が生まれたら養子にさせてくれって頼んだけど断られたし。しょうがないでしょ」
「将来後継ぎが必要だし、どこの馬の骨かわからない子は嫌だったから。産みの親より育ての親って言うし。これくらいの事で泣いてちゃ恥ずかしいよ」
「晴天の霹靂でした」と女性は振り返る。女性の記憶によれば、同居の祖父母が度々、「住まわせてやってるんだから家賃を払え」と言っていたというが、女性は
「その理由がハッキリわかったのも中学2年生女子にはある意味修羅場でした」
と綴っている。
「結婚するなら父方のいとことしなさい。その方が血が途絶えない」
そんな父方の祖母や親戚筋は、やはり昔ながらの「血のつながり」に強いこだわりがあったようだ。女性は「結婚するなら父方のいとことしなさい。その方が血が途絶えない」と言われ続けたという。しかし、女性は現在「全く違う家庭の今の主人と結婚」し、夫の転勤で地元を離れたという。しかし
「いまだに父方の親戚からは『親と血筋を捨てて逃げた卑怯者』扱いをされてます」
というからなんとも根が深い。勝手な古い思惑に、女性は怒りを通り越して呆れているようだ。最後に「そんな大した家系ではないんですけどね。子どもたちには祖父母と血のつながりがない事はナイショです」と締めくくった。