2月9日、ユーロスポーツ・イベンツは、2022年シーズンにおけるFIM世界耐久選手権(EWC)の暫定カレンダーを発表した。三重県・鈴鹿サーキットで開催予定の鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会は第3戦となる。
例年、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)とユーロスポーツ・イベンツが同時に開催日程を発表するが、いまだFIMからは確定の情報は出ていない。
ところが、各サーキットがすでに開催日程を明かしており、既報の通り、第1戦ル・マン24時間、第2戦スパ24時間、第3戦鈴鹿8耐、第4戦ボルドール24時間だが、第5戦は未定となっている。
ル・マンとボルドールは昨年も開催されているが、鈴鹿8耐は直近の2年が中止されている。新型コロナウイルスの影響について不安が残るが、今年は夏の開催に向けて調整が進められており、主催者は延期を考えていないという。
また、スパ24時間の開催地であるスパ・フランコルシャンはFIMとベルギーモーターサイクリスト連盟(FMB)からの要請により、コースを大幅改修中。FIA(国際自動車連盟)の承認も得て、ランオフエリアの拡大、セーフティバリアの位置変更などが行われている。
さらに、未定の第5戦は、2022年からMotoGPも開催予定であるインドネシアのマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットと交渉が続けられているようだ。
2022年シーズンの正式日程が発表されることを待ち、それから日程変更や中止がないことを祈るばかりだ。
■2022FIM世界耐久選手権(EWC)カレンダー(2月9日発表時点)
RoundRace/CountryDay第1戦ル・マン24時間/フランス4月16~17日第2戦スパ24時間/ベルギー6月4~5日第3戦鈴鹿8耐/日本8月7日第4戦ボルドール24時間/フランス9月17~18日第5戦TBC-