「女だから」というだけで、職場で嫌な思いをしたというキャリコネニュース読者から、こんなエピソードが寄せられた。(文:コティマム)
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「女じゃなかったらこんな辛くて悔しい思いもしなかったのかなぁ」
静岡県の30代女性(正社員/年収450万円)は、「とにかく顧客や取引先からナメられる」と憤る。
「特に中高年の男性に多いが、電話でこちらが若い女性と見るやタメ口、大声で怒鳴り、イチャモンをつけ屁理屈をこね、言うことを聞かせようとする。男性の上司に代わると態度が一変する。毎日、『女じゃなかったらこんな辛くて悔しい思いもしなかったのかなぁ』と考えます」
神奈川県の40代女性(事務・管理/正社員/年収200万円)は、病院勤務。女性だけに振られる仕事に不公平を感じている。
「忙しい中お茶当番があり、先生をはじめ事務長に朝、昼と準備して最後は洗い物までする。更に2か月毎に当直室のシーツ交換まである」
チャンスが与えられるのは「結局は男性か未婚の女性のみ」
東京都の30代女性(営業/正社員/年収750万円)も、職場で性別差を感じるという。
「『平等に評価しチャンスを与える』と言っても、結局は男性か未婚(結婚しそうにない雰囲気)の女性のみ。『(女性は)結婚したらそのうち辞めるもの』となんとなく思われている」
しかも女性の職場では「女性はイジってもいいという風潮」があるそうで、こんな風に嘆いていた。
「苦痛に感じるイジりをされることが多々ある。働けないことはないが、(自分が)男性だったらもっといい会社だっただろうなぁと思う」