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SixTONES 京本大我&髙地優吾&松村北斗、『ANN』貴重な代打出演 リラックスしたトークに見えたそれぞれの相性

2022年02月12日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

SixTONES

 1月29日、2月5日放送の『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)では、メンバーの休演に伴いSixTONESの京本大我、髙地優吾、松村北斗が週替わりで代打を務めた。


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 毎週土曜23時30分から生放送を行っている同番組。1月29日放送回には京本と髙地、2月5日には前週に引き続き髙地と、松村が出演した。放送中はTwitterでも多数の投稿が寄せられ、普段と変わらぬ盛り上がりをみせた。今回は、2週の放送を振り返りながら、それぞれのペアの相性についてフォーカスしてみたい。


 結果的に“牛タンラジオ”回と呼ばれるほどに、牛タンの印象を強く残した1月29日放送回。勇者でもなかなかたどり着かないというお城(京本宅)と髙地宅をリモートで繋いで行われた。番組の冒頭で、髙地が「普段、田中樹が回しでやってるのでなんとか形になってる」と不安を口にすれば、京本も「ここまで田中樹に長い間任せっきりにしてた部分があった」と語り、それでも「楽しくやれたら」と前向きにスタートした。


 京本・髙地の“きょもゆご”コンビと言えば、昨年12月24日正午から放送された『第47回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』内に設けられた、京本の担当パートの終盤に髙地が登場して以来のラジオ共演。近況トークでは、京本が牛タンを一本買いし、好物のゆでタンを仕込んでいると明かした。


 この先の展開を一体誰が予想しただろう……。京本は生放送中、冷蔵庫にしまった牛タンを取りに席を外し、その様子を髙地が細かく実況した。また、京本からリクエストを受けて、髙地も自宅に冷凍してある牛タンブロックを持ってくるなど、牛タンには牛タンで応えてみせた。


 京本の何が飛び出すか分からない予測不能な展開、無難には終わらない個性的なエンターテインメント。状況を受けて機転をきかせた髙地の適応力、コミュニケーション力を感じる放送回でもあった。


 続いて2月4日に出演した松村と髙地。ジャニーズJr.時代にラジオ番組『らじらー!』(NHKラジオ第1)でもペアで出演してきたほか、『オードリーのオールナイトニッポン』リスナー・リトルトゥースであることを公言しているだけにテンポの良い進行で届けた。


 トークでは前週の牛タンラジオを振り返ったほか、SixTONES結成以前に2人が所属していたB.I.Shadowにも触れ、初めて会った日のことなど結成秘話も語った。交互にエピソードを繰り出し、ツッコミ、ツッコまれ。リスナーからのリアクションメールを受けてトークを展開したり、スタッフやリスナーに語りかけたり。また、松村は「意外とね、悲しかったりするからね」とリスナーのラジオネームを言い直す一幕も。関わる人たちを上手に巻き込みながら、バランスのとれた様子からは、“ゆごほく”コンビが積み重ねてきた時間や関係性も感じられた。


 メンバーの休演中も、単なる穴埋めではなく、それぞれの個性を発揮して楽しませてくれた彼ら。ハチャメチャな一面もあったが、京本はテレビアニメ『半妖の夜叉姫』弐の章(読売テレビ・日本テレビ系)でゲスト声優を務めることが発表されたほか、髙地は2月14日発売の『首都圏から出発! いま行きたいキャンプ場』に登場、松村も4月29日に出演映画『ホリック xxxHOLiC』の公開を控えるなど目覚ましい活躍ぶり。それだけにラジオで聴けるリラックスしたトークは貴重だ。


 京本出演回の最後に「ラジオやるんだったらできれば6人だよな」と語れば、髙地も「こうやって今出来たりもしてるけど、ラジオやるなら6人」としみじみ口にしていたのも微笑ましい。番組スタート当初からメインMCとして牽引してきた田中の復帰には、きっと“ホーム”を感じるのだろう。特別感や新鮮さを味わった2回の放送を経て、番組がさらに盛り上がりそうだ。(柚月裕実)