迎える2022年は、新たに車両をGT300マザーシャシーの86 MCにスイッチすることになった。2022年はmuta Racing INGINGがトヨタGR86にスイッチしマザーシャシーは台数が減る可能性もあったが、2022年はArnage Racingから1台が走ることが確定した。カラーリングはブラックをベースに、チームのイメージカラーであるオレンジとグリーンが入るクールなイメージに。カーナンバー50はもちろん健在だ。
そしてドライバーラインアップは、2013年から途中参戦しない年もあったものの、長年チームから厚い信頼を寄せられている加納、そして2021年にmuta Racing Lotus MCをドライブし1勝を飾った阪口、そしてドライバーとしてはもちろん、さまざまな面でチームを支える山下という3人となった。また監督には、松浦孝亮の兄で、2021年までarto RC F GT3に携わっていた松浦佑亮監督が就任する。
チームが走らせる車両は、SNS上で“姫”と呼ばれ、サポーターは“姫団”の名をもっていた。2021年の“姫”だったメルセデスAMG GT3はR'Qs MOTOR SPORTSに“嫁”に出たが、2022年の86 MCはいったいどう呼ばれ、どんな活躍をみせてくれるだろうか……?