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Z世代「結婚願望がある」は89%、何歳までに結婚したい?

2022年02月11日 08:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
Parasolは2月9日、Z世代の「恋愛・結婚に関する意識調査」の結果を発表した。調査は1月15日~23日、2022年4月の法改正により「成人」となる18歳~20歳の男女331名を対象にインターネットで行われた。


調査によると、結婚願望のあるZ世代は88.9%。何歳までに結婚したいかと聞いたところ、男女ともに半数以上が「30歳まで」と回答した。


結婚相手に求めるものについては、男女ともに「趣味・価値観の一致度」が最多に。次いで、男性は「容姿」「金銭感覚」「経済力」「性格」と続いたのに対し、女性の2位は「経済力」。以下「金銭感覚」「居心地の良さ」「容姿」と続いた。



同社が20代~30代を対象に聴取した「恋愛・結婚に向けて重視する点」の回答をみると、20代~30代の男女は、ともに「年齢」がトップに。また、「結婚の本気度」や「容姿」「住まい」「メッセージ(言葉遣いから分かる人間性)」に関する内容が上位に。



20代~30代の調査結果と比較すると、Z世代は、男性側からも女性に対して「金銭感覚(の一致)」や「経済力」を求めている点が非常に大きな違い。Z世代は、「女性は結婚後に専業主婦になる」という感覚をもっている男女が圧倒的に少なく、結婚後も共働きであることが前提となっている人が多いため、男性側の収入だけではなく、女性側の収入も結婚する際に求められることがわかった。


続いて、「現在、恋人はいるか?」と尋ねたところ、62.7%が「いない」と回答。また、「恋人は欲しいですか?」という質問に対し、80.6%が「欲しい」と回答した。



そこで、「出会いを探す場所」を教えてもらったところ、男女ともに「学校」がトップに。次いで「サークル」「友達の紹介」「バイト先」など、“オフラインの出会い”が上位に。



一方で、「マッチングアプリ」「Twitter」「Instagram」といった「SNS(オンライン)」が、女性の3位、男性の4位にランクイン。TwitterやInstagramなどのSNSでは、主にリアルな友達と繋がりのある異性を探して接点を作ることで、「相手の信用」の担保にしている男女も見受けられた。


憧れの有名人カップルを教えてもらったところ、「星野源・新垣結衣」カップルが総合1位に。理由を尋ねると「上下関係なくフラットな関係性が良い」「落ち着いていて肩肘張らなくて良さそう」と、まさにドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の関係性を想起させるような回答が多く挙がった。



そのほか、「DAIGO・北川景子」「三浦翔平・桐谷美玲」「菅田将暉・小松菜奈」カップルが上位にランクイン。また、「夜のひと笑い」「こう・いちえ」「しばなん」「なこなこ」など、多くの“カップルYouTuber”も上位に。“カップルYouTuber”へ憧れる理由を聞くと、「一緒にいて楽しそう」「笑顔が絶えない」「お友達のような関係性に憧れる」といった回答が圧倒的に多く、Z世代は「フラットであり、友情に近いような気をつかわない関係性」を求めていることがうかがえた。


デート費用の負担については、女性は半数以上が「割り勘」(55.8%)と回答。男性も32.3%が「割り勘」と回答しており、Z世代は「デートは割り勘」と考えている男女が多いことが明らかに。「男性が多め」と回答した人の割合は、女性が21.8%、男性は36.0%だった。



また、恋人とのデート内容について調査したところ、1位「食事デート」、2位「お家デート」、3位「買い物デート」という結果に。予算については、「5,000円以内」が女性77.3%、男性52.1%を占めた。(CHIGAKO)