「重箱の隅をつつく」という言葉があるように、細かいことにうるさい上司には苛立つものだ。キャリコネニュースで「上司を論破した」エピソードをアンケートで募集したところ、そんな上司のもとで働いてたという男性から、上司を「しどろもどろに」させた経験談が届いた。(文:okei)
※キャリコネニュースでは「上司を論破した人」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/V9JSF7IB
「相対的に全く重要ではないことに完璧さを求める上司」
現在、大阪府でクリエイティブ職(メディア・アパレル・デザイン/年収450万円)として働く20代後半の男性は、「自分が某大手証券会社で総務として働いていたときの話」を語りだした。
「そのときの上司は社内の、しかも1支店内だけに送るメールですら全てチェックして、『添付されているエクセルの表が見にくい』だの、『この表の罫線が見にくい』だの、相対的に全く重要ではないことに完璧さを求める上司でした」
と男性は振り返る。日常的に、上司に苛立ちを感じていたようだ。「その日は、社内の営業課の方々にできるだけ早く伝達すべき情報」があったというが、上司は「その時もいつものように、あまり重要ではないものをネチネチ指摘」してきたという。男性は耐えかね
「このメールを送る目的は、営業課の方ができるだけ早く商品の正確な情報を知り、お客様にできるだけ早くお伝えするためです。何を目的にそこまで重要ではない物事に完璧さを求めるのでしょうか?」
と上司に問いただした。そのときの上司の様子を、男性はこう報告している。
「しどろもどろになり、とてもバツが悪そうな顔をしていました」