トップへ

工房系ランドセル「完売が早いと思う」ブランドランキング、1位は?

2022年02月11日 05:02  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
MayLightは2月8日、「工房系ランドセル」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2022年1月、2022年度または2023年度に入学予定のお子さんがいる方300名を対象に、インターネットで行われた。


調査によると、工房系ブランドに興味のある人は約6割。そのうち、「工房系ブランドで購入予定」という人は11%、「できれば工房系ブランドがよい」が19%だった。



工房系ブランドのランドセルを購入する際に、一番こだわるポイントとしては「つくりの丁寧さ」(39%)が断トツ。次いで「価格帯」(14%)、「デザイン、カラー」(13%)と続いた。


工房系ブランドでは素材に天然皮革を使っている割合が多く、ランドセルが重くなってしまうというデメリットがあるが、最近はランドセルの重さが話題になることが多いため、各社とも身体にかかる負担を分散するための工夫を取り入れている。



そこで、軽さ対策など子どもの健康に配慮していると思う工房系ブランドを聞いたところ、1位「池田屋」(21%)、2位「土屋鞄」(18%)、3位「黒川鞄工房」(16%)、4位「カバンのフジタ」(11%)となった。

また、収納力の高さでも、1位「池田屋」(21%)、2位「土屋鞄」(14%)、3位「黒川鞄工房」(13%)、4位「カバンのフジタ」(12%)の順に。実際に各社のサイズを比較した場合では、数値上で特別に幅が広いというブランドはなく、サイズに関してはそこまで大きな差はみられなかった。


次に、もっとも完売が早くて注文が難しいと思う工房系ブランドを教えてもらったところ、「黒川鞄工房」(35%)と「土屋鞄」(21%)に回答が集中。実際、黒川鞄工房は近年5月中に全モデルが完売しているという。


また、高級素材コードバンで品揃えが充実していると思う工房系ブランドでも、「黒川鞄工房」(32%)と「土屋鞄」(19%)が突出。実際にコードバンモデルの数をカウントしたところ、「コードバンは1モデルのみ」というブランドがある中、黒川鞄工房は6モデル、土屋鞄が4モデルとのこと。



さらに、コードバンランドセルでカラーバリエーションが充実していると思うブランドについては、1位「黒川鞄工房」(20%)、2位「土屋鞄」「カバンのフジタ」(ともに13%)、4位 「池田屋」(10%)と、大きな差はなく分散する結果に。昨年度は女の子向けで「紫色(パープル)」が人気だったが、今年は淡い色合いの「パステルカラー」を新作として取り入れるブランドが増えている。


最後に、「もし値段が一律だったらどの素材がよいか?」と聞いたところ、「牛革」が43%、「コードバン」が41%と僅差に。「クラリーノ」も15%を得ているが、やはり値段差がないなら天然皮革である牛革やコードバンの方が圧倒的に人気であることがわかった。(CHIGAKO)