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ロイヤルエンフィールド、クラシックスタイルのバイク『Classic 350』を3月下旬から国内販売を開始

2022年02月10日 17:11  AUTOSPORT web

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Classic 350
ロイヤルエンフィールドは2月10日、ブランドを象徴するモーターサイクル『Classic 350』の新型モデルを3月下旬から国内での販売を開始すると発表した。新型は4つのエディションで計9種類のカラーリングを揃える。販売価格は、57万7500円~60万3900円。

 1901年にイギリスで創業した世界最古のモータースポーツブランドのロイヤルエンフィールドは、現在はインドの自動車大手であるアイシャー・モーターズ(Eicher Motors Limited)の一部門となっている。

 ロイヤルエンフィールドのClassicシリーズは、2008年にClassic 500とClassic 350が誕生。独特のスタイリングと爽快なライディングを実現するユニットコンストラクションエンジンを搭載し、レジャーモーターサイクルを楽しむライダーに親しまれてきた。

 12年の歳月を経て誕生した新型『Classic 350』は、“Timeless Classic”をテーマに、時代を超えたモダンでクラシカルなデザインはそのままに、最新の349cc空冷単気筒エンジンを搭載。最高出力20.2hp、最大トルク27Nm/4000rpmを発揮する。

 また、振動をカットする一次バランサーシャフトを採用し、スムーズで快適な操作性を演出。最適化された5速ギアボックスにより、ギアシフトは鮮明かつスムーズに行われ、力強い加速とゆったりとした走りの双方を実現する。ブレーキは、全バリエーションに、デュアルチャンネルABSと前後ディスクブレーキを装備する。

 デザインは、ティアドロップ型のタンク、キャスケード、パイロットランプ付きの新しいヘッドランプなど、ロイヤルエンフィールドの特徴的なスタイルを採用している。

 シートは新たにソフトフォームのクッションパッドを備えた幅広の形状を採用。また、新しいハンドルバーを採用し、ライディングポジションを細かく調整できるように進化している。

 また、液晶パネルを搭載したデジタル・アナログ式のインストゥルメントクラスターを新たに採用。ハンドルバーの下には、USB充電ポートが装備されるなど、現代的な要素も取り入れられている。

 純正アクセサリーも豊富に展開。特定のテーマに沿った35種類のオーダーメイド・オプションが含まれているため、好みに応じたフォルムと機能を選択することができる。アクセサリーは3年間の保証付き。

 新型Classic 350には、『Classic Chrome(クラシッククローム)』、『Classic Dark(クラシックダーク)』、『Classic Signals(クラシックシグナルズ)』、『Halcyon(ハルシオン)』の4つのバリエーションを用意。

 『クラシッククローム』は、1950年代の英国製モーターサイクルの外観と雰囲気を反映したデザインが特徴。クロームレッドとクロームブロンズの2色を揃える。販売価格は60万3900円(税込)。『クラシックダーク』は都会的にカスタムしたモデルで、アロイホイールとチューブレスタイヤを装着。ステルスブラックとガンメタルグレーの2色展開。販売価格は60万600円(税込)。

 『クラシックシグナルズ』は、ロイヤルエンフィールドと軍の歴史を記念して作られたモデル。バッジやグラフィックが施され、タンクには固有のナンバーが刻印されている。カラーはマーシュグレーとデザートサンド。販売価格は、58万3000円(税込)。Classic 350のボトムエンドとなる『ハルシオン』は、レトロクラシックなデザインでまとめられている。カラーはグリーン、グレー、ブラックの3色展開となる。販売価格は、57万7500円(税込)。