今回参加したチームは、鈴鹿で2022年からの新ボディをお披露目したホンダは、全車が鈴鹿のままのカラーで走行した。TEAM Red Bull MUGENの16号車、TEAM KUNIMITSUの100号車がオフ用のカラーリング、Modulo Nakajima Racingの64号車が本番用のカラーリングで走行している。ドライバーは、今季ステアリングを握るメンバーが顔を揃えている。
一方、トヨタは複数チームが今季初の本格的テストで、カラーリングは全車が2021年のまま。今後カラーは変更されていく予定だ。またトヨタ勢では、鈴鹿で走行した開発車両の90号車が新しいエアロを装着していたが、今回TGR TEAM au TOM'Sの36号車、TGR TEAM KeePer TOM'Sの37号車、TGR TEAM ENEOS ROOKIEの14号車と、ランキング上位の3台に新しいエアロが装着されている。また、GT500初参戦のジュリアーノ・アレジも36号車をドライブした。
各車ともメニューが異なる中ではあるが、午前はTGR TEAM au TOM'Sの36号車が1分17秒157でトップタイムをマーク。2番手には、TGR TEAM KeePer TOM'Sの37号車が1分17秒630で続いた。3番手には関口雄飛がチーム加入後初ドライブとなったTGR TEAM SARDの39号車がつけている。NSX-GT勢ではTEAM Red Bull MUGENの16号車が1分17秒685で4番手。8番手まで1秒以内のタイム差となった。
午後はTGR TEAM SARDの39号車が1分17秒483でトップタイム。チーム移籍後初テストとなった関口によるタイムで、チームの雰囲気を大いに高めるトップタイムとなった。TGR TEAM ENEOS ROOKIEの14号車が1分17秒555で2番手。Astemo REAL RACINGの17号車が1分17秒693で3番手となった。テストは10日まで行われる予定だ。