上司も人間なので判断ミスはある。問題は、それを指摘できる人が職場にいるかどうかだろう。キャリコネニュースが「上司を論破した人」をテーマにアンケートを実施したところ、読者からこんな経験談が届いた。
神奈川県のある男性は「上司が異常に気に入って使っている業者」が、「ネットでの評判は最悪で利用者からの苦情が殺到する毎日」だったという。そこで上司に状況を報告、その業者を批判すると……。
※キャリコネニュースでは「上司を論破した人」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/V9JSF7IB
他社のミス200万円を被ろうとする上司を一喝
「(上司は)『安い費用で頼んでいるから仕方が無いよ』とすっとぼけたので、『では安い給料で仕事をしているので、業績が上がらなくてもOKなんですね』」(50代前半/事務・管理/年収450万円)
男性がそう言うと、上司は「無言」だったという。(文:okei)
大阪府に住む20代後半の男性は、
「上司はとても気が弱く、目上又は他社の人間に意見を言いません。他人を指摘するくらいなら自分が指摘された方が楽といった性格でしょうか」
と上司の性格を分析する。そんな上司のもとで、「以前、業務を進行するにあたり他社のミスで200万程の追加費用が発生」という事態が起きた。
「その費用は弊社か他社どちらが負担するのかという話になりましたが、もちろん上司は初めから弊社持ちで話を進めようとします。当時プロジェクト担当だった私は『いやいや、うちが払う必要はありません。他社から回収します』」
そう意見した男性に対し、上司は「回収できるの?」と聞いたという。男性は堂々と、こう返答・事態を収拾したと綴っていた。
「回収できるできないではなく、回収するために動くのですと一喝し、もちろん全額回収しました」